路線バスで西鉄グルメ!! 銀河へ!  そして「すけさん」へ?


 バス停散策、今回は西鉄バス北九州の「永犬丸四丁目」停留所を散策する。北九州市には福岡市とは違うご当地グルメが多いが、今回の目的グルメは北九州というよりも八幡のご当地グルメだ。旅行者には当地でお土産の調達もできるので、北九州に立ち寄りの際には足を伸ばしてみてはいかがだろうか。周辺の案内やメニューは画像ギャラリーに収録しているので合わせてご覧いただきたい。

文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)

【画像ギャラリー】路線バスに乗って銀河にチャンポンを食べに行く?(14枚)画像ギャラリー

永犬丸って何て読む?どこにある?

 「永犬丸四丁目」停留所は(えいのまる)と読み、幹線道路上にあるが、決して本数は多くない。

 乗り換えなしで鉄道駅から行こうと思えば、鹿児島本線・黒崎駅直結の黒崎駅バスターミナル(西鉄黒崎バスセンターではなく、駅前にある公共バスターミナル)から57番(小嶺車庫または香月営業所行き)で20分強、概ね毎時1本。

永犬丸四丁目バス停

 鹿児島本線・折尾駅からは77番(小嶺車庫または香月営業所行き)で15分ほど。毎時1-2本。他に西鉄黒崎バスセンターや高速バスの停留所がある黒崎インター引野口からは、通る道が1本異なるが74-2番に乗車して「永犬丸中学校前」で下車しても徒歩で行くことができる。

同方向のバスに乗って乗り継いでも戻ることは可能

 永犬丸四丁目バス停の沿線は、典型的な郊外型ロードサイド店舗が多く観光する場所はない。帰りのバスまでに時間がある場合は、駅から来た方向のバスに乗って中尾小学校以遠で下車すれば黒崎方面のバスは多くなる。

最寄駅からの概念図(西鉄バス北九州の路線図を加工)

 また千代四丁目で下車すれば高速バス停である「高速千代ニュータウン」に接続できるので小倉でも福岡でも直方でも北九州空港でも行くことは可能だ。

 さて、バス停の周りを見渡すと「資さん(すけさん)うどん」「銀河のチャンポン」が目に入る。資さんうどんは北九州のうどんチェーン店で市内ならばいたるところにある。

 福岡市のうどんとは全く異なるうどんなので食べ比べても面白い。「銀河のチャンポン」は八幡の名物といっても過言ではないご当地チャンポンだ。

銀河のチャンポン

 銀河のチャンポンは、元々は八幡駅の前にあった。これが当地に移転した。では元の八幡駅前はどうなったのかというと「八幡のチャンポン」として営業中だ。

 さらに折尾駅から少し距離はあるが「折尾のチャンポン」もあり、すべて同系列で味も同系統だがメニューや価格が微妙に異なるので、これらの食べ比べも面白い。今回のお話は「銀河のチャンポン」だ。

銀河のチャンポン

 店内に入るとメニュー表があるので選んでオーダーする方式。その表現の仕方が独特で、基本となる「銀河のチャンポン」はカツがのっている。カツとはチキンカツのことだ。

 そのカツの個数が多いと「カツの多いチャンポン」となり、麺の大盛りは「めんの多いチャンポン」、両方多いのは「めんとカツの多いチャンポン」と字面通りのメニュー表現だ。

焼きそばと迷うところ

 チャンポンの味はいわゆる長崎チャンポンとは異なり、鶏系の塩味スープに溶き卵が入っている独特なものだ。

基本メニュー「銀河のチャンポン」

 そして鉄板で提供される「銀河の焼きそば」も焦げソースの香りがたまらなく食欲をそそり迷うところだ。よく吟味して食べたい方を注文していただきたい。いずれも量は多めなので両方いくのは勇気が必要。

お土産品はとなりの「かば田」で

 せっかくここまで来たのだから、お土産品も当地でそろえたい。銀河のチャンポンの隣には「かば田」の看板があるが、ここは北九州の辛子明太子ブランド「かば田」の本社だ。売店があり旅行者はここまでは買いに来ないので、地元の人が持っていくお土産品や贈答品として発送する利用が多いようだ。

かば田本店

 元が漬物店だったので漬け込むタレに特徴があり、昆布で漬け込むことでよい出汁の味がする辛子明太子だ。多くの種類があるので相談すればいいだろう。

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