■追われる時間を逆手に取りチャンスに変える?
今回は大阪・関西万博会場を結ぶ航路、そして桟橋からのシャトルバスについてお届けした。シャトルバスまでを含めると夢洲第1交通ターミナルまでは約50分かかっており、これが果たして有効なルートなのかと言われると、単純に運賃や所要時間を比較すると決して優位とは言えない。
しかし、大阪は水都と呼ばれる都市で、船から見る大阪の景色は船舶から楽しむのが一番で、万博に行った思い出の1ページに確実に残るだろうイベントだ。また個人的な感想だが、ミャクミャクのラッピング船でない本ルートの乗客に、なんとか楽しんでもらおうと、気分を上げて万博を楽しんでいってほしいという心意気が見て取れた。
なんとか万博を盛り上げて成功させたい、大阪に来てくれたことを楽しかった思い出にしてもらいたいという思いが伝わったように感じた。そして3ルートの航路は復路の便も設定されているが、なんと運賃は往路の半額に設定されている。うまく帰る時間を合わせれば、大阪湾に沈む夕日を眺めながらのトワイライトクルーズが半額で乗船できる可能性が最後に待っている。時間に追われる万博かも知れないが、逆に追われる時間を逆手に取りアクセスを楽しむのも一興なのかもしれに。
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