冬はマラソンシーズンだ。三重県でも「みえ松阪マラソン2025」が2025年12月21日に開催された。三重県唯一のフルマラソンで今年は最多となる10134人がエントリーし、初めて1万人を超えた。今回もシャトルバスが多数運行され、ランナーを送り届けた。今回も人の流れなど中心にバス視点から「みえ松阪マラソン2025」の様子をお届けしよう。
文/写真:東出真
編集:古川智規(バスマガジン編集部)
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■雨天で参加者多数!
当日は大会で初めての雨天となり、朝夕は冷え込むコンディションであったが8862人がフルマラソンの部(42.195km)に、ファンラン(5km)には711人、健康ウォーク(7km)には1435人がエントリーし松阪市内を駆け巡った。
「みえ松阪マラソン2025」は松阪市にあるクラギ文化ホール前をスタートし、市内の各観光名所などを結びながら松阪市総合運動公園までの42.195kmを走るコースだ。最寄り駅である松阪駅からスタート地点の鈴の森公園までは約2km、歩いて約20分の場所である。参加者多数なのでルートマップを公開、またスタート地点の一部は歩行者専用道路とするなど、導線対策が取られた。
■駅ではバスまつりの様相
まずは松阪駅に着いたランナーが向かう北口のシャトルバス乗り場にやってきた。この日の日の出は6時56分であったが雨天ということもあり、かなり暗い朝となった。電車が到着すると続々とランナー達が降りてきて、係員の誘導に従いバスに乗車するための長い列が出来上がっていた。
駅のロータリーでは何台ものバスが転回して乗り場へと列を作っており、案内に従い乗車する姿が見られた。今回の輸送計画は松阪駅北口のバス乗り場、そしてマラソン参加者用駐車場からのシャトルバスと松阪市総合運動公園へ向かうファンランの部の参加者用シャトルバスが設定された。
松阪駅北口からは6:30~8:00頃まで約10分間隔で、他の駐車場からは6:00頃~8:00頃まで約10~20分間隔で、そしてファンランのシャトルバスは8:15~9:00頃まで約10分間隔で運行された。今回は初めての雨ということもあり、松阪駅南口から徒歩で約25分という案内もあったが、バスを選択した人が多かったように思えた。
待機列の長さも昨年の同じ時間と比較するとかなり長かったようだ。また昨年は運行を担当したのは三重交通のほか何社も集結するなどカラフルなラインナップとなったが、今年は三重交通カラーの他は名阪近鉄バス、八風バスを見かけた程度でバスファンからは少し物足りないような感じでもあった。
■著名選手も招待された
フルマラソンはクラギ文化ホール前を9時にスタート。5kmを走るファンランの部は松阪市総合運動公園を10時に、また7kmを歩く健康ウォークの部は松阪駅前ひろばを9時にスタートした。ランナーの通過時間に合わせて市内では交通規制も行われ、その間路線バスなどは迂回や休止の措置が取られた。
そしてフルマラソン男子は招待選手として参加した川内優輝選手が2時間18分30秒で2年ぶり3度目の優勝を飾り、女子は同じく招待選手のカムル・パウリン・カベケ選手が2時間37分29秒で初優勝を果たした。
時折空は明るくなったりと雨の上がる時間もあったが、なかなか止むことのない雨の中を身体が冷えないよう合羽などを着けたランナーが続々とゴールをしていった。みえ松阪マラソンは最後の300mほどが急な上り坂になっていて「激坂」とも呼ばれている。
正に最後の最後で気力体力を試されるようなコースなのだが、沿道には仲間や家族、そしてゲストランナーや先にゴールしたランナーなども応援にかけつけ、必死に駆け上がるランナーに声援を送っていた。
ゴール地点である松阪市総合運動公園では完走の記念品であるメダルとフィニッシャータオル、参加賞などが渡され、完走した記念として大きな完走証と記念写真を撮れるフォトスポットが設けられたほか、グラウンドでは協賛した企業によるコーナーや「松阪横丁」ブースが登場し、地元松阪の食材を使ったグルメや食事を楽しむことができた。
この日は雨天ということもあり冷えた身体を助ける足湯やコーヒーのふるまいなど温かい食事が人気だったようだ。そして帰宅するランナーが利用するシャトルバス乗り場が北側に設置されているので、次はこちらの状況を見てみた。












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