バスマガジン編集部がお送りする難読バス停クイズ。難易度はさまざまですが「地元の方には常識でも市町村を越えればもう読めない」そんなバス停を集めました。難読駅前は有名でもバス停となると一段と難易度は上がるかも?エンターテイメントとしてお楽しみください。
鉄道にもローカル線がありますが、一般的にバスのローカル度はケタ違いです。読める読めないはともかく見知らぬバス停を訪ねる旅の契機になってもらえればとの思いで企画したクイズシリーズです。もっと深いTipsをご存じの方はSNSなどで情報などをシェアしていただければ幸いです。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
難易度/★★☆☆☆(問題番号220606)
【写真ギャラリーで読み方を当てろ】何問わかる? 過去に出題された難読バス停クイズにチャレンジ!!
■正解はこちら!
●正解:ようじゃく(用勺)
用勺は北九州市若松区にある北九州市交通局(北九州市営バス)の停留所です。難読というよりも、読みにくいという感じでしょうか。付近の地名も用勺町で国道199号上にあり、筑豊本線奥洞海駅が比較的近くです。
北九州市営バスで折尾駅や、若戸大橋を経由して戸畑駅や小倉駅新幹線口にも乗り換えなしで行けます。勺とはもともとは尺貫法の容積の単位で、きへんを付ければ「杓」に、さけへんを付ければ「酌」になり、漢字は容量由来であることが分かりますが、当地がそれに関係するかどうかは不明です。
日本国内にはこの漢字で書く「ようじゃく」という地名は他にはなさそうですので、珍しい地名であることだけは確かなようです。では次回の難読バス停クイズをお楽しみに!