本州四国初の高速バスは5社で運行!! 瀬戸内海ブルーで統一された瀬戸大橋特急線のバスたち

■自在に使いこなすにはやや難しい存在になってしまった

 悲願が実現したが巷は大騒ぎとなっていた。トラックドライバーはカーフェリーを使った方が安く、船内で仮眠もできる。通行料金が高すぎてマイカー利用者も予想をはるかに下回った。

 そんな中で格安の高速バスが多くの観光客から利用され、増便もされた。その後は観光ニーズが下火となり、生活利用者は鉄道利用が中心になり、路線は廃止、会社は解散となった。

 しかし四国は九州のような太平洋ベルト地帯、北海道のようなスーパー観光地と違って大きなインパクトはなかったが、京阪神からほど近いこの3本の懸け橋は、四国の文化と経済、そして観光を大きく盛り上げる橋となった。

【画像ギャラリー】本州と四国を結ぶ最初のこのルートは5社で運行!! 瀬戸内海ブルーで統一されたボディカラーが涼やかな瀬戸大橋特急線(9枚)画像ギャラリー

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バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。