■ある共通点が見えてきた!?
3台目は角目4灯のいすゞエルガ(長岡200か1024)。元々は横浜市営バスが2003年に導入した路線車だったようで、廃車後の2018年頃に越後交通に再就職して、今日も活躍を続けている。
以前、元・都営バスだった車両が地方都市で活躍している話を別の記事で紹介したが、4台目はそんな都営な大型路線車。角目2灯を持つ2005年式の日野ブルーリボンII(長岡200か1108)で、越後交通には2021年にやってきた、彼の地では割と新しめの車両と言える。
もうちょい旧年式の車両来ないかな? と思ってバスターミナル前で暫く待っていると、思惑通りに来てくれた。今や目を引くネオレトロ人気車種・いすゞキュービック(長岡200か607)の登場だ。1998年に東急バスが新車で導入、2010年に除籍して越後の国へとやって来た経歴の持ち主。
柏崎駅前バスターミナルに現れた、新旧全部で8種類の路線バス。よくよく見てみれば、2007年の時点で、日野ポンチョを除いた現在のバス車両が既に全て存在していた、という共通点が浮かび上がった。
17年前に柏崎でバスを撮っていた頃、2024年に柏崎とその周辺で活躍を続けているバス車両は大都会にいた……なんとも感慨深い歴史の一コマだ。
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