■千円札処理法その4:両替スロットが飲む!
ハイテク機能を付けた最近の運賃箱に見られるスタイルかもしれないが、両替スロットに千円札を入れると、最初の1,000円として支払ったことになるタイプもあった。
運賃1,210円を千円札2枚で支払う際、残りの210円分はどうするのかと言えば、これは通常通り両替して、210円だけ取って投入ボックスに投げ込む。
2枚めの千円札を両替スロットに入れると、自動的に計算して210円を差し引いて、お釣りの790円が出てくる、よりハイテク便利な運賃箱もありそうだが、2024年冬現在のところ、まだ出会ったことがない。
■結局あの手が頼みの綱!?
とりあえず思い起こしただけで、4パターンの千円札処理方法が例に挙げられた。1,000円越えの運賃を払うだけでも、バラエティに溢れていて興味深い。
とはいえ、裏を返せば処理方法がバス会社ごとにバラバラ。標準的な千円札の処理方法が存在しないため、共通のお作法を作れない「弱点」とも取れてしまう。
そんな動向も手伝って、結局のところはどのバス会社でも、運賃後払い方式で4ケタ台に達したら、降りる際に「最初の千円札どこに入れますか?」と、運転手さんに聞くのが頼みの綱というわけだ。
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