■ママさん運転士にも最適?
最近は女性運転士の姿も多くみられるようになった。子供を保育園に送っていき、時間が来たら迎えに行くという生活パターンでも、送った後からお迎えの時間までをバスの運転業務に充てるママさん運転士も実際に多いと聞く。
このようなワークスタイルの運転士は日中のダイヤで活躍してもらい、ラッシュや夜間、深夜のダイヤを正社員中心に受け持つという組み方も事業者としては考えられる。もちろん、休日の申し出や、急な欠勤に備えて営業所には予備の運転士や待機の管理者が出動するシフトも組まなくてはならないので、正社員だけで運行する事業者と比較してなかなか厳しい労務管理をしなければならない。
それでも何とかダイヤを維持して沿線住民の足を守ろうとする事業者の一面は評価すべきだろう。もちろん待遇面や労働環境等でもっとやらなければならないことが山積していることは確かだ。
すべてを一気に解決するのは無理なので、バスマニアの方はお住まいの地域の事業者に問い合わせて、一肌脱いでいただける環境も必要なのではないだろうか。航空機マニアや鉄道マニアではそう簡単にはできない趣味=仕事(バイト)というのも一考に値するのかもしれない。
【画像ギャラリー】【バス運転士不足問題】バスマニアが一肌脱ぐことはできるのか?バイト運転士は実際に募集されていた!(6枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方