■キュービックに変わる新しい顔?
2009年当時は、出会った車両が3台しかない極めて狭い範囲ながらも、全ていすゞキュービックで固められていた。
一方で2025年はと言えば、また新しい“顔”が駅前に姿を見せるようになったようだ。続いて紹介する3台は全て南部バスに所属する車両だ。
3台とも車種は日産ディーゼル「スペースランナーJP」のKL-JP252NAN改。この下回りに西日本車体工業製の96MC車体を載せたタイプになっている。
パッと見ると大型路線車のように見えるものの、実際は幅が2.3mクラスの中型路線車で、長さが大型路線車相当の10.5mという、一時期流行した「中型ロング車」の一種にあたる。
いずれも2003年もしくは2005年の製造。他所から移ってきた経歴があり、3台とも京王バスで使われていた。
これらスペースランナーJPが南部バスに来たのは、2020年代に入ってからとみられ、南部バスでのキャリアはまだ若手と言える。
簡単に眺めた限りながら、2009年と2025年とで車両の顔ぶれは完全に変わっていた。とはいえ、大都会からやってきた、車齢20年前後の車が使われている様子が今も見られ、その点は2009年当時も2025年現在もほぼ同じ要領だ。
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