■旧型が残る一方、電気バスも導入されている
広島交通は、他にも多くの旧型車両を運行しているようで、96MCボディの車両は驚くほど多く走っている姿を見掛けた。
一方で、BYD K8の電気バスも納入されており、今後は少しずつ、古い車両が姿を消していくかもしれない。
広島バスも、比較的古い車両を見掛け、西工96MCのほか、富士重工17型E(7E)ボディの日産ディーゼル車が現役で運転されていた。
この日見掛けた車両は1998年式のKC-UA460LSNで、元々船橋新京成バスで導入されたものが移籍してきた。
船橋新京成バスも、筆者の亡き祖父母宅の地元で、よく利用していたため愛着があるが、新京成は会社そのものが(京成本体へ吸収される形で)消滅してしまい、その子会社であった船橋新京成バスも同じ運命を辿ることになってしまった。
広島バスにも電気バスが導入されているが、こちらはBYD製ではなく、EVモーターズ・ジャパン製F8となっている。
他の地方都市と同様、現在はまだ旧型車両が比較的多く残っており、趣味的に見ると楽しいが、20年以上の高経年車も多く見られるため、これらを見たい場合は今が最後のチャンスかもしれない。
【画像ギャラリー】新旧バス車両が入り混じる広島駅前(16枚)画像ギャラリー
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