移動手段が路線バス主体の伊豆半島! 海岸線に寄せながらバスでぐるっと1周ってできるのか?

■どうにか行けるんじゃ?…と見せかけて!?

 半島の西側と東側、合わせて約24kmに路線バス空白地帯ができているとわかった。とはいえ修善寺をスタート/ゴール地点に据えて、海沿いを通る国道県道伝いに周回すると大体180kmくらいのスケールになる。

 そのスケール感を思えば24kmなら対応可能なレベルに見えてくるのと、しかも1日で全て歩き通すわけでもないので、何とかなるんじゃないの? と淡い期待を持ちたくなってしまう。

東海バスの海岸線沿いを進む路線。美麗な景色が続く
東海バスの海岸線沿いを進む路線。美麗な景色が続く

 しかし残念ながら、伊豆半島の海寄りを路線バスだけでぐるっと回るのは、ご飯なしで秋田の塩鮭を完食するくらい難しいのが実情だったりする。

 確かに路線図だけ見る分には、かなりの割合で海沿いにバス路線が繋がっている。しかしこれは物理的に繋がっている、というだけの話。

伊豆急行線の河津駅前バス停
伊豆急行線の河津駅前バス停

 もう一歩奥、運行ダイヤのレベルにまで踏み込むと、抱いた期待は一気に土台からサヨナラ。本数が限界まで削られていて、朝1本だけや夕方1本だけ、といった超極細区間がこれでもかと出てくるわけで。海沿いを走る路線であるほど、この傾向が強いようだ。

 アステカの水晶髑髏並みに時間をかければ光明の一つでも射すかもしれないが、バスで繋いでいく芸当は実質的に「人間諦めが肝心」であった。

半島東側を代表する大型観光エリアの伊東駅近くにも東海バスの基地がある
半島東側を代表する大型観光エリアの伊東駅近くにも東海バスの基地がある

 また、半島付け根部分の東西移動に関しても、やはり物理的にはどうにか繋げられなくもないが、ダイヤまで考えると観光客には絶望的に難しいので、目を通さずしてサジをブン投げても文句は言われないハズ。

 では、バスのダイヤまで考慮に入れつつ、なるべく海に寄り添いながら伊豆半島を1周しようと思った場合、実際のところどんなルートが組まれるのか。それはそれで様子を見に行ってきたので、また話を分けて紹介したい。

【画像ギャラリー】東海バスで巡りたい伊豆半島(8枚)画像ギャラリー

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