元号が令和になった時にゆかりの地として話題になった太宰府だが、毎年の参拝客は多い。来年は初詣に太宰府天満宮とお考えの方に、電車とバスでのアプローチについて臨時運行を含めて整理してみよう。
文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
【画像ギャラリー】太宰府天満宮の初詣は電車かシャトルバス!(3枚)画像ギャラリー西鉄電車で大きく移動するのが基本
太宰府天満宮への交通の基本は西鉄電車だ。各地から福岡市の中心である天神に行けば西鉄電車で行くことができる。
以前は各地から直行の臨時高速バスが運行されていたが、渋滞が激しく時間が読めないために現在は運行されていない。西鉄電車であれば天神・久留米・大牟田等の都市から西鉄二日市を乗換駅として、または直行列車で大宰府へは簡単にアクセス可能だ
なお、天神に至る西鉄の都市間高速バスは土休日ダイヤや年末年始特別ダイヤで運行する路線があるのでそれぞれの利用する区間のダイヤを確認していただきたい。
西鉄電車は終夜運転しているので安心だ!!
西鉄電車は2022年12月31日(土)の終電後の深夜から2023年1月1日(日・祝)始発前までの間、西鉄天神大牟田線の各駅から太宰府駅への大晦日臨時電車を運行する。西鉄福岡(天神)駅からは約20~30分間隔で電車が出る。
また、2023年1月1日(日・祝)~3日(火)までの3日間は、西鉄福岡(天神)駅~太宰府駅間を乗り換えなしで結ぶ臨時急行「初詣号」を各日29本(上り:14本・下り:15本)を運行する。
西鉄福岡(天神)駅からは9時台から16時台まで30分間隔で出発。「初詣号」(一部列車)には、太宰府市のご当地キャラクター「千梅ちゃん」の特別ヘッドマークがつく。
シャトルバスはJR利用者に便利な設定 新春乗りバスに良し!!
渋滞緩和と混雑による遅延が予測されるため、博多駅・福岡空港と太宰府を結ぶ人気の太宰府ライナーバス「旅人」は、2023年1月1日(日)~ 3日(火)の期間は全便運休するので注意していただきたい。
JR利用の場合は二日市駅がJRと西鉄では離れていることから、JR二日市駅から西鉄太宰府駅までシャトルバスを約15分間隔で運行する。シャトルバスはJR二日市駅発は8:00~15:30、西鉄太宰府駅発は9:00~17:30で、概ね20分の運転時分を予定しているが、渋滞により遅延は覚悟した方が良い。
なおJR九州は上りの特急ハウステンボス号以外には終夜運転をしないので、深夜に太宰府に行く場合の公共交通機関は西鉄電車一択となる。西鉄電車・バス情報でご確認の上、お出かけいただきたい。
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