西鉄の「春の北九州ぐるっと周遊ツアー」にFUKUOKA OPEN TOP BUSが出動するってマジ!?

西鉄の「春の北九州ぐるっと周遊ツアー」にFUKUOKA OPEN TOP BUSが出動するってマジ!?

 西日本鉄道は北九州市の協力を受け、2024年3月28日(木)、29日(金)に、屋根のない2階建て観光バス「福岡オープントップバス」で、北九州市の代表観光スポットを周遊する「春の北九州ぐるっと周遊ツアー」を実施する。

文:古川智規(バスマガジン編集部)
(詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)

■2日間で3コース6便を設定!

西鉄のオープントップバス
西鉄のオープントップバス

 このツアーは小倉駅を発着地として、「門司港レトロ・和布刈オーシャンビューコース」、「戸畑・小倉アートな街並み周遊コース」、「若戸大橋・洞海湾・工場夕景コース」の3コースを屋根がなく開放的なオープントップバスで楽しめるものだ。3コースとも終盤に紫川さくら通り付近を走行するので、開花状況によってはオープントップバスから北九州の満開の桜を眺めることができる。

東洋一のつり橋だった若戸大橋
東洋一のつり橋だった若戸大橋

 北九州の街並みを高さ約3.2mのオープントップバスから楽しむことができ、短時間で凝縮した北九州観光を満喫できる。

 西鉄では同ツアーを通して、福岡・北九州の魅力を発信し観光の新たな価値を創造するとともに、地域活性化や観光・地域経済の振興に努めたいとしている。

■福岡オープントップバス「春の北九州ぐるっと周遊ツアー」概要

門司港レトロ
門司港レトロ

 運行日は、2024年3月28日(木)と29日(金)の計2日間で、各日3便の計6便を運行。各便の所要時間は80分程度。第1便の「門司港レトロ・和布刈オーシャンビューコース」は、11:00発で小倉駅新幹線口貸切バス駐車場~門司港レトロ~和布刈~北九州高速4号線~紫川さくら通り~小倉城~小倉駅新幹線口貸切バス駐車場。

小倉市街地を流れる紫川
小倉市街地を流れる紫川

 第2便「戸畑・小倉アートな街並み周遊コース」は14:00発で、小倉駅新幹線口貸切バス駐車場~旧安川邸~旧松本家~紫川さくら通り~小倉城~小倉駅新幹線口貸切バス駐車場。第3便の「若戸大橋・洞海湾・工場夕景コース」は17:00発で、小倉駅新幹線口貸切バス駐車場~若戸大橋~黒崎バイパス~紫川さくら通り~小倉城~小倉駅新幹線口貸切バス駐車場。

 ツアー料金は税込で、大人3000円・小人1500円(4歳以上~小学生)。4歳未満は乗車不可。定員は、各便とも36名。申込方法は西鉄旅行ホームページよりのオンライン。

■小倉城が共通!

小倉城
小倉城

 どのコースにも小倉城が組み込まれており、それ以外の見どころで選択ということになるだろうか。1便は和布刈からの関門海峡を見ることができるだろうが、都市高速4号線を通るのもバスファンには魅力か。2便は文化的な側面で興味がある。3便は若戸大橋と開通して間もない黒崎バイパスからの工場群が見どころだろうか。

旧安川邸
旧安川邸

 80分でサクッとテーマごとの見どころを満喫するには良いコースだ。構造がいわゆるダブルデッカーバスとは異なり、また通常は走らない北九州市内を周遊するのもバスファンには見どころかもしれない。

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