■角打ちだけど座れる?
話を聞いてみると、当初は気軽な角打ち(立ち飲みスタイル)でオープンした「米三角」だったが、日本酒の品ぞろえ、食事のおいしさが話題となり年配層からも支持を得て、ゆっくり楽しめるように椅子も設置されたそうだ。
店内には、目を惹く蛍光のキービジュアルや枡の電球カバーでデザインされており、SNSが好きな若い世代や、外国人観光客も楽しめる雰囲気となっている。この日も老若男女、日本が誇る食文化「米」から生まれた「SAKE」と、米三品「銀飯」「発酵」「熟成」にて和食を再構築した酒菜のペアリングを満喫していた。
さて、気になるお値段だが、筆者が食した3品は税込みで「チーズとトロユッケの王様キムチ 980円」「六白黒豚のトロトロ煮 980円」「本日のこぼれ 海鮮おむすび 1,500円」と、インバウン丼価格ではないので安心していただきたい。
■無料のシャトルバスが運行
2024年6月6日(木)から、千客万来来場者専用の無料シャトルバスが運行されている。先客万来は、ゆりかもめ「市場前駅」・都営バス「市場前駅前」が最寄りとなるが、新橋駅と先客万来を結ぶ直通の無料シャトルバスが年中無休で運行している。
新橋からは1日10便、千客万来からは11便の10.5往復で運行している。筆者は帰りに17:30発を利用しよとしたが、満席で乗ることか叶わなかった。直通運行に安心感があるのか、年配者の利用が多いようだ。マイクロバスなので立席ができず、座席定員しか乗車できないので、仕方のないところだ。
この日は走り去る無料シャトルバスを泣く泣く見送ったが、日を改めて再訪した際には、リベンジを誓いあとにした。車で行っては飲むことはできないので、これこそバスの出番ではないかと強く感じた。
バスファンにとっては、現在はローザでの運行だが、いつの日かエアロスターあたりで運行される日が来るのかどうかにも注目だ。
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