■森戸大明神
森戸大明神は社号標は森戸神社になっているが、広く森戸大明神で通っている。三浦半島の神社仏閣で多いのは源頼朝に由緒を持つということだ。同社も例外ではなく、頼朝公が信仰した三島神社(現在の三嶋大社)を勧請したのが始まりだとされる。よって創建は鎌倉時代直前である。当時は三島神社の二柱の主祭神を総称して三島大明神と称していたことから、こちらも森戸大明神と呼ばれるようになったようだ。
同社の主祭神はオオヤマツミノミコトとコトシロヌシノミコトの二柱である。オオヤマツミノミコトは山の神様であり、コノハナサクヤヒメの父神である。コノハナサクヤヒメは多くの浅間神社で主祭神であり、富士山を象徴する神様である。 娘神(富士山)を父神(葉山)が仰ぎ見守るような位置関係になっているのが興味深い。
コトシロヌシノミコトは、出雲大社の主祭神であるオオクニヌシノミコトの息子神であり、国譲りの際に釣りをしているところを呼び寄せられ、神託をして国譲りに同意した。これにより神の言葉を伝える御神託の神であり、釣りをしていたことから漁業の神様としても信仰を集める。
■海岸にポツンとあるバス停に女子が殺到する?
森戸大明神を後にして、同方向のバスに乗車して次のバス停である「真名瀬(しんなせ)」で下車すると、海岸側のバス停に街歩き女子が数名殺到していった。ここは映えスポットとして有名な真名瀬バス停で、道路の向かい側からバス停および待合所を海をバックに撮影することがデフォルトになっている。
そのためだけに当バス停で下車する観光客は絶えず、撮影の腕が試されるところなのだろう。海岸線をそのまま順方向に歩くと、新鮮な海の幸を食べさせるお店もあり、街歩きと同時にお洒落なカフェや美味しい食べ物、そしてパワースポットと映え撮影と、狭い地域内で完結してしまうのも葉山が人気になる理由のひとつなのだろう。
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