奈良で行われる「スルッとKANSAI 電車&バスまつり」が今年で22回目を迎える。3年ぶりに開催となる今年は6月12日に開催される予定だ。スルッとKANSAI協議会加盟のバス事業者の車両が集まり、イベントには多すぎるくらいのバスが集結する。入場は事前応募制を採用。手続きしてお出かけしてみてはいかがだろうか。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
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開催場所は奈良市の平城宮跡歴史公園「朱雀門ひろば」。開催日は2022年6月12日(日)で、雨天決行・荒天中止。開催時間は10時から16時で、最終入場は15時30分まで。入場料金は無料だが前述の通り事前応募制だ。
家族連れでも楽しめるように子供向けのイベント(有料を含む)や、グッズ販売もある。もちろん事業者のバス車両も必見で、どんなバスが来るのか楽しみなファンも多いことだろう。
理解できればバスヲタ確定?
販売アイテムの中で「バスファンつぶやき缶バッジ」というのがあり、書いてある内容が理解できれば立派なヲタである。
イメージ写真の一例を挙げると「BU系たまらん LV系もたまらんけどな!」は、いずれも「いすゞバスの型式」のことだ。「のぞみ号が好き」ではなく「500系たまらん、300系もたまらんけどな!」と似たような言い回しだ。
「え?おすすめのバス?小一時間程いただけますか」は、それを語り出したら止まりませんよというニュアンスだろうか。このようなバスヲタならば共感し笑ってしまうアイテムもある。あなたの想いににピッタリの缶バッジはあるだろうか?
奈良交通が直行バスを運行
バスまつり会場へのアクセスは奈良交通が大和西大寺駅南口11番のりばから朱雀門ひろば前(会場南側観光バス駐車場内)までの直行臨時バスを運行する。
運行時間は往路が08:50-15:30まで、復路が10:30-17:30まで。いずれも随時運行する。運賃は大人240円、小児120円。なお臨時バスは直行なので途中の停留所には停車しない。
参加事業者多すぎ!
バスまつりに参加するバス事業者は次の通り。尼崎交通事業振興・淡路交通・伊丹市交通局・大阪空港交通・大阪シティバス・関西空港交通・京都京阪バス・京都市交通局・京都バス・近鉄バス・京阪京都交通・京阪バス・江若交通・神戸市交通局・神姫バス・山陽バス・高槻市営バス・奈良交通/エヌシーバス・南海バス・西日本ジェイアールバス・阪神バス・阪急バス・本四海峡バス・三重交通・和歌山バス
また、大阪モノレール・Osaka Metro・北大阪急行電鉄・近畿日本鉄道・京阪電車・神戸新交通・神戸電鉄・山陽電車・南海電鉄・能勢電鉄・阪急電鉄・阪神電車が鉄道事業者として参加する。
2021年は実施が決まっていたもののコロナで残念ながら中止になってしまったバスまつりなので、バスファンにとっては楽しみの1日になるのではないだろうか。
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