コミケに都バスが「みんくるグッズ」を携えて出撃!! 臨時直通バスも走るってマジ!?

■なぜ直通バスが人気なのか?

かつての国展01を冠した幕車
かつての国展01を冠した幕車

 直通バスの撮影が人気になるのは、理由がある。まずは方向幕だ。現在はLED表示になっているので、撮影にはテクニックが必要だが、かつての幕車では「国展01」の系統番号を冠して走った。ビッグサイトでのイベント時における波動輸送専用の系統番号なので、特に大規模な集客があるコミケでは運行本数も多く撮影に力が入る。

 そして、臨時直通バスはビッグサイトから地理的に近い有明営業所や深川営業所のバスだけでは到底足りないので、物理的に回送することが現実的ではない青梅支所を除く全営業所・支所のバスが応援にやってくることが多い。ビッグサイト周辺の通常の路線を担当していない営業所のバスが走る姿もレア度が高く人気の要因になる。

 撮りバスさんにとってはバスの車体はもちろんだが、LEDや局番も含めて鮮明に写し取らなければならない大仕事になる。コミケにはバスマニアも集結するので同じディープな趣味人同士、温かい目で見守って乗車されたときには手を振るサービスはいかがだろうか。

【画像ギャラリー】都営バスがコミケに出店!かつての国展01もねらい目か?(4枚)画像ギャラリー

最新号

【6月23日発売】巻頭特集は「会津乗合自動車」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン129号!!

【6月23日発売】巻頭特集は「会津乗合自動車」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン129号!!

バスマガジン Vol.129は6月23日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、会津乗合自動車を特集。同社は福島県の約4割の面積を占める会津地方を営業区域とし、路線は会津盆地の若松・坂下・喜多方を拠点に、平野部の住宅地域から中山間地域へ広がるほか、東部の猪苗代・郡山湖南地区と南部の田島地区にも路線を有している。