神姫バスが6日間に及ぶ[瀬戸内定期観光]クルーズを超豪華バス「YUI PRIMAOLIVIA」で運行開始!!

■YUIPRIMA OLIVIAについて

エアロクイーンをベースに内装を設計
エアロクイーンをベースに内装を設計

 バスのデザインは、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏で、神姫バスでは姉妹車両「YUI PRIMA」や乗合バス乗務員の制服等もデザインしている。客室定員は21席で2+1の3列シートが7列である。各席にはテーブル・カップフォルダ・小物入れ・充電用USBソケット等を設置。

アメニティの提供はうれしい!
アメニティの提供はうれしい!

 車内設備は、サービスコーナー(飲み物等の対応)、温水洗浄付きトイレ、Wifiなどを設置。車内サービスでは、日本語・英語対応の専属アテンダントが乗務する。車内ではフリードリンクなので、こだわりのソフトドリンクに兵庫・香川・愛媛など瀬戸内エリアの地酒などを用意する。アメニティグッズとして、地域産のハンカチ、リップクリーム、ハンドスプレーを提供する。

■新しい定観のスタイル

スーパーハイデッカー車で運行する昼行高速バスは少なくなったので移動手段としても?
スーパーハイデッカー車で運行する昼行高速バスは少なくなったので移動手段としても?

 国内向けのキャンペーン価格で旅行代金は1日30000円だ。定観としては高額な部類に入るが、かなりの広範囲を周遊し、全行程をパッケージとせず1日単位で利用できるのが新しい定観のスタイルと言えるだろう。

歴史や文化の再発見も可能?
歴史や文化の再発見も可能?

 途中を鉄道や路線バスや高速バスでスキップして、行きたい場所へ自由に行けるのも旅程を組む楽しさが増しそうだ。また、一部の区間を観光をしながら1日かけて移動する高速バス代わりに利用することも時間とルートが許せば可能だろう。観光手段としても移動手段としても利用可能な定期観光バスの新しい利用方法を発見してみてはいかがだろうか。

【画像ギャラリー】神姫バスが日本一長い?定期観光バス「YUI PRIMAOLIVIA」を運行開始!(13枚)画像ギャラリー

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バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。