■車載カメラのセキュリティについて
昨今ではプライバシー保護の観点から気になる車載カメラによる遠隔管制の実施については、本実証では自動運転バス車両に搭載したカメラから映像データを取得し、自動運転車の安心安全な走行実現に貢献する目的で利用する。
車載カメラからの映像データは、自動運転車両が置かれている状況などを遠隔からリアルタイムに把握する為に使用されるものであり、通行している歩行者を特定するものではない。
カメラで撮影されたリアルタイム映像データは実証企業関係者だけが立ち入りが可能な遠隔管制室内でのみ取り扱い、実証完了後は速やかにデータを削除する。本実証では個人情報の保護に関する法律、同法の政令や規則及び同法のガイドラインなどの遵守のための基本方針を策定し、データの取得・利用・保存などを行う場合の基本的な取り扱い方法を整備している。
整備した取り扱い方法に従い、データが取り扱われていることを責任者が確認する。カメラなどのデータを取り扱う機器や電子媒体の盗難などを防止するための措置を講じるとともに、不正なアクセスや不正なソフトウェアから保護する仕組みを導入している。
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