■デモカーなのかも?
こちらには車内にUSB端子はないが、フルフラットということと車内空間が広いので大きな荷物を持っていても通路でのすれ違いもそれほど大変なこともなく、段差に気をつける必要もないので移動は楽にできていたようだ。
そして車両後部であるが、後輪の部分のスペースを生かして最後部の座席と向かい合わせになるように座席が設置され、まるでセミコンパートメントのようになっている。ここはグループでやってきた人や家族連れが座ったりといい空間が形成されていた。
座席幅もしっかりあるので横に荷物を置くこともできるしちょっとした休憩にはいい感じだ。運転席はアクリルパネルが設置されているので運転席に座って記念撮影には対応していないようだったが、のぞきこむことは出来るのでパネル回りなど通常のバスとの違いを見てみるのもいいだろう。
このバスは大阪市高速電気軌道の協賛で設置ということになっているが、走行しているバスとはやや違うようで社名がなく、ナンバープレートも取り付けられていない。車内の広告スペースにもエルガEVについてのものばかりなので、モデルカー的な車両なのだろうか。
■貴重なクールダウンスポット
今回は大阪・関西万博会場に置かれたバス休憩所についてお届けした。会場に入ればお目当てのパビリオンやグルメ、グッズの購入に当日予約に走ったりと巡るのも忙しいとは思うが、それぞれが最新技術を投入したモデルやシステムが並んでいる。乗車したバスにしても予約システムから運行システム、車両も目を見張るものばかりだ。
そんな中で、ちょっと休憩と思えば、あるいは近くを通り過ぎることがあれば車内をのぞいてみてほしい。まだまだ暑さは続くので、クールスポットとして置かれているバスで体を落ち着かせてから残りの時間を大阪・関西万博で楽しんでほしい。
【画像ギャラリー】万博には休憩スポットとしてEVバスが2台留置されている?クールダウンはバス車内で!(14枚)画像ギャラリー
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