横浜市交通局協力会旅行センターでは、令和7年10月にバスファン向けのバスツアーを開催する。今回はなんと2種類ものツアーが用意されるがどちらもミステリー形式でガードが固く詳細は判明していない。現時点でわかっている内容について開催日程順に紹介する。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
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■横浜市営バス・ぶらりSAN路線大集合
まず最初に紹介するツアーは、「横浜市営バス・ぶらりSAN路線大集合」で、滝頭営業所に在籍する旧「ぶらり赤レンガBUS」カラーをまとう7-4610号車を使用し、「ぶらり野毛山動物園BUS」と「ぶらり三溪園BUS」を並べて撮影会を行うもの。
「横浜市営バス ぶらりSAN路線大集合」の開催概要は次の通り。 開催日程は令和7年10月11日(土)。使用車両は横浜市交通局の日産ディーゼル7-4610号車。ツアーコースは桜木町駅8:00発=桜木町駅13:00着で旅行代金は18900円、最少催行人員は25名だ。途中の内容は公表されていないので、コースや撮影地などの詳細は当日のお楽しみということになっている。
ツアーの内容で公表されているものは、「ぶらり野毛山動物園BUS」「ぶらり三溪園BUS」とのコラボ撮影会の開催。フォトランの実施。ただしフォトランは旧「ぶらり赤レンガBUS」1台で行う。ツアーで乗車するバスは、旧「ぶらり赤レンガBUS」の1台のみ。
事前に入手した情報によると発売は8月19日(火)で、横浜市交通局協力会旅行センターHPで募集する予定だそうだ。また本ツアーは参加者のお楽しみ感のためミステリーツアー形式で催行される。詳細に関する問い合わせをしても回答できないとのことで、ツアーに関する内容の問い合わせはしないようにしたい。
当然ながらミステリーツアー形式での開催なので、フォトランや撮影会等の公道や敷地外において、ツアー参加者ではない一般の方が撮影することはあり得るので、この点は了解が必要だ。
なお、使用する車両は都合により異なる場合があるのは類似のツアーでのお約束である。代替車両で撮影会を実施する場合があり、車両の都合で旧「ぶらり赤レンガBUS」が運行できない場合は、横浜市営バスカラーの日産ディーゼル車でツアー催行するとのことだ。
■夢の3社局コラボ撮影ツアー
次に紹介するツアーは「夢の3社局コラボ撮影ツアー」だ。開催の経緯について令和7年5月24日(土)に日産ディーゼル車を使用した「夢の3社局コラボ撮影ツアー」が好評だったそうで、参加者から違う車種やいろいろな事業者とのコラボツアーを催行してほしいとの要望があり第2弾を開催することになったようだ。
今回は環境対策の先駆け車であるハイブリッドバス「日野ブルーリボンシティハイブリッドバス」を使用する。今回、横浜市交通局がコラボする相手は神奈川県内の公営事業者である川崎市交通局に加え、営業区域が横浜と川崎に跨ぎ両市交通局とも縁が深く、今年11月に創業88周年を迎える川崎鶴見臨港バスだ。
コースは午前と午後の2コースを設定するので、多くの参加が可能になっている。しかし、内容を変えるとのことで、ニーズに合わせたコース設定となる予定だ。そう聞けば両方参加したくなるのが人情だろう。
「夢のコラボツアー第2弾 川崎市交通局×横浜市交通局×川崎鶴見臨港バス」の開催概要は次の通り。開催日程は令和7年10月25日(土)。使用車両は川崎市交通局・横浜市交通局の日野ブルーリボンシティハイブリッドバスと川崎鶴見臨港バスのいすゞPKG-LV234Q2。
コースは完全ミステリーなので詳細は公表されていない。つまり、こちらもコースの内容や撮影地などの詳細は当日のお楽しみである。なお午前の部の旅行代金は16400円で最少催行人員は20名(午前・午後とも)、桜木町駅7:30発で新横浜駅11:30着だ。午後の部の旅行代金は15900円で、発地が新横浜駅に変わり13:00発で川崎駅付近に17:00着というスケジュールだ。
それぞれのコースで3社局のコラボ撮影会を開催するが、午前コースではフォトランと川崎鶴見臨港バスと横浜市営バスのいすゞPKG-LV234Q2のコラボ撮影会、横浜市営バスの「とある営業所」での撮影会を実施するとしか判明していない。
午後コースでは、川崎市バスと川崎鶴見臨港バスの「とある営業所」で撮影会を実施。3社局コラボ撮影のほか、特徴的な車両の撮影会を実施する。また午後コースに限りプチ販売会を実施する予定だ。
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