■一年生へ!そして未来の自分へ!
前回は新社会人向けにちょこっとだけ社会人先輩の私からエールを贈ったが、今回は少しだけ慣れてきた一年生に向けて説法じみたことを語ってみた。
自分のことは自分では見えないが、バスガイドをしていると毎年新年度には企業の入社式や研修施設へバス移動する新入社員や指導誘導する先輩社員の姿を見かけることが多くなる。その姿を見ていると自分も挫折した時期をどっぷり味わってしまったので、ついつい今の若い方々には心を強く持って頑張ってほしいと思ってしまうのだ。
偉そうなことばかり言ってもつまらないので、私の失敗談と経験を最後に紹介しよう。台数口(複数台の貸切バスで車列を組んで走ること)の現場では、まず運転士さんやガイドさんに挨拶をしに行く。しかし、新人の頃は顔と名前がまったく一致しない。挨拶をしたはずなのに、また同じ人に挨拶をしてしまうことも日常茶飯事だった。
さらに、あれだけいろんな人に挨拶をしたつもりでも、なぜか一番大事な先輩への挨拶が抜けてしまい、しっかり叱られたこともある。「挨拶が大事」とわかっているのに、それすら完璧にできない自分に落ち込んだことも一度や二度ではない。
そんな経験から、その日の台数口のメンバーと車番を必ずメモするようにした。誰がどの号車に乗っているのかを書き出しておけば、後から見返したときに「あの日は誰と一緒だったか」がすぐにわかる。そして同時に、「誰に挨拶をしたか、していないか」も自然と整理できるようになった。抜けが多い自分にとって、この方法はちょうどよかった。
ただ頑張るだけではなく、“忘れない仕組み”をつくることもまた、仕事の一つなのだと学んだ瞬間でもあった。みなさんは毎度異なるメンバーと仕事をする環境にはないかもしれないが、大切な顧客や取引先の顔と名前を一致させることは必須事項だろうから参考にしていただければ幸いだ。
新しい環境には、困難も戸惑いもつきものだ。それでも、少しだけ踏ん張った先には、必ず新しい出会いと景色が待っている。ピカピカの一年生たちへ。これからの成長と活躍を心から、そしてバス車内から願っている。がんばって!発車オーライ!
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