JA共済連は交通事故が増加する進学・進級シーズンを前に、2022年3月1日から1ヶ月間の間「令和3年度 全国小・中学生 交通安全ポスターコンクール」の大賞受賞作品をラッピングした路線バスを全国7ヶ所で運行している。その全事業者のラッピングを紹介しよう。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
【画像ギャラリー】JA共済連のラッピング車が全国7事業者で1か月間登場!カラーがすべて異なる楽しいデザイン(8枚)画像ギャラリー全国7事業者で!
このラッピングの目的は「子どもたちの交通安全への願いをのせたバス」として生活路線を走行し、幅広い世代に対して交通安全の啓発をすることにある。ラッピングバスは今では珍しいことではなく、街中で多く見かけるが今回のラッピング実施事業者は全国で7事業者だ。
ラッピングバスは福島・東京・神奈川・静岡・滋賀・徳島・熊本の7箇所を走行する。その事業者はどこなのか?バスファンの方であれば想像はついただろうか?
各事業者でデザインや基本カラーは異なっているのが特徴だ。全7事業者のラッピング写真は画像ギャラリーに収録しているのでそちらもご覧いただきたい。
全国の7事業者は?
まずは福島県。カラーは黄色で事業者は福島交通。東京都はカラーは赤で東京都交通局。神奈川県のカラーは水色で横浜市営バス。静岡県のカラーは緑で、しずてつシャトルライン。
滋賀県のカラーはオレンジで近江鉄道バス。徳島県のカラーは紫で徳島バス。熊本県のカラーは青で九州産交バス。
パッと見ただけでも…
バスファンとしては事業者も気になったが、もっと気になるのは車種だろう。写真をご覧いただければわかると思うが、パッと見ただけでも、いすゞエルガ、日野ブルーリボン、日産ディーゼル・西工スペースランナー・日産ディーゼル・富士重工と事業者が採用している車種が違うので面白い。
お住まいのあるいはお出かけ先で見かけたら交通安全について再度認識し、思いやりのある交通社会構築に務めよう。
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