GM・TDH4519。フロントは4枚ガラスで構成されている。やや内側にレイアウトされたヘッドライトとともに、垂れ下がり気味のフェイスデザイン。扉は前・中。扉側を見せたい場合、普段とはアングルが逆となる
斜め後方から扉が無い側の側面を見せるアングル。平行四辺形のサイドウインドーは引き違いで開閉。中扉の対向部分には、幅の狭いものが装着されている。こちらも引き違い開閉式だ
エンジンはとにかくサイズが大きい。V6・9675ccのトルクフルなユニットだ。右下の銀色の円形の部品がトランスミッション。アリソン製だ
異様なほど扁平率の大きなタイヤだが、これも時代を考えれば標準的だった。ハブの中央には何と、タイヤの回転数を自動カウントする距離計が着いている。車内に距離計はないため、これは実用的なパーツだ
中扉と後輪の間に燃料給油口がある
海外のバスではお馴染みのルーフ非常口。通常は押し上げて開くことで、ベンチレーターとして外気を取り込むことにも使える
前扉はグライドスライド式! 開くと2段のステップが現れる。開き方は少々モッサリ気味
中扉はアウトスウィング式。シンプルな構造で、手でも開けられるため、非常口も兼ねている
タテ長の運賃箱。オツリ機能などは無いようだ。ドア側に向かって三角柱のメッセージプレートが表示される。この写真の状態は「Please Pay AS YOU LEAVE(降車時に支払い)」だ
こちらは「乗車時に支払い」
「無料」の表記。送迎時などに使用されたと思われる
経年劣化は否めないが、超シンプルな運転席。インパネには速度計と回転計しか無い
運転席右側床に設置されたトランスミッションのセレクター。シフトの方向が一般的なATセレクターの逆だ
運転席のサイドには、現代の日本のバスなら運行機器類が設置されているが、そういったものも一切無し。あるのはデフロスターのダイヤルやアイドルアップスイッチ。そして前方にあるレバーは……
これがドアの開閉スイッチだ。レバー部を回転させる
もちろんエアコンは無し。この扇風機はドライバー用として設置されている
この銀色の回転レバーは方向幕の操作用。これをクルクルと回転させて方向幕表示を変更する
「次、停まります」の停車表示灯奥にあるのが方向幕のハウジング。ラッチを開いて中を見せていただいた
ツーステなのでフラットな床の車内。シートは前向きのペア仕様で45名着席できる。ただしそのうち4カ所のタイヤハウス部分は横向きシートで、前3名用、後2名用となっている
これが後部の横向きシート。タイヤハウス上のため、座面がやや高い
車内の警告。禁煙、禁食、禁飲だ
この両側面に張られているヒモが降車ボタンの代わり。これを引っ張るとブザーが鳴って次バス停で停車する
すべての大きなサイドウインドーは非常脱出口としても機能している。イザという時には押せばこの様に開く
賑やかな街中を通行。現在のビルが並ぶ中での走行シーンにはタイムスリップ感がある!?