大型連休中は動かず時期をずらして旅行に行くことが可能であれば、混雑せず比較的安くレジャーを楽しむことが可能だ。そこで少し変わったバス旅をしてみたのでレポートする。そして旅にはハプニングは付きもの。バス運転士もしている記者が遭遇したハプニングとは!? 併せてレポートする。
文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
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■ホテル送迎バスという選択
旅行するにはまずは行先を決めて交通機関を選択する。今回はお連れ様の要望により北関東の温泉に行きたかったので、栃木県日光周辺と目的地を決めて検索し始める。日光周辺には温泉地が多く、当然ながら温泉宿も多い。日光や鬼怒川であれば浅草や北千住から東武鉄道で行くのがセオリーだ。
しかし東武特急は最近は人気で、東武100系(スペーシア)や同500系(リバティ)であれば頑張れば取れないことはないが、N100系(スペーシアX)は平日でも取るのはかなり難しいほどの人気である。そこでバスを検索するわけだが、どうやらホテル自身が首都圏から送迎バスを運行していて、廉価な旅行代金で乗車できるようだ。
鬼怒川温泉のさらに奥にある湯西川温泉のホテルが空いていたので、まずはホテルを予約して到着交通機関を往復バスとした。するとホテルから往復バスの申込書が郵送され、記入して返送するか二次元バーコードを読み取りWEB上で申し込みをすると予約完了という流れである。なぜこのような面倒なことをするのかというと、このホテル往復バスはそれ自体が独立した旅行商品になっていて、ツアーに参加する形式でホテルまで輸送する形態になっているからだ。
■料金はホテルで宿泊費と合算支払い
旅行当日の朝に集合地である上野駅に到着すると、乗客名簿を持った係員が待機しており氏名を告げて受付を済ませる。いわばチェックインだ。なお、旅行代金の4400円はホテルでの現地払いで宿泊料とともに支払うのでバスに乗車する際の精算はない。バス駐車場に案内され、指定座席を告げられるので乗り込む。
このバスは上野駅が始発で、新越谷駅を経由して鬼怒川温泉や湯西川温泉などのグループ宿泊施設を巡り乗客を降ろしていく。最も遠い湯西川温泉は終点である。ひたすら一般道を通り新越谷駅西口に到着する。需要はあるようで上野駅ほどではないが結果的にバスはそこそこの乗車率で新越谷駅を出発した。
浦和ICから東北自動車道に入り佐野SAで休憩を行い、宇都宮ICから日光宇都宮道路に入る。今市ICで一般道に降りて東部鬼怒川線沿いに鬼怒川温泉のいくつかのホテルで宿泊客の降車扱いを行い、さらにバスは進む。途中の龍王峡にあるドライブインに立ち寄り昼食休憩として約50分の休憩が取られる。
ドライブインには指定休憩所のような案内があるが、これは大人の事情というべきか。時間的にちょうど昼食時間帯なので食べてもいいし、散策をしても良い。もちろん昼食代は料金に含まれていないので有料である。ただし大人の事情には違いないが、運転士の休憩時間確保の目的もあるので仕方がない。






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