コイツは使える!! 撮りバス活動 に汎用ステーショナリーを大活用!

PCの収納には「フラットート」

 記事を書くにはPCが必要だが、趣味範囲としてはホームページや収録した動画を編集したりサーバーにアップロードするという用途だろうか。PCや必要なケーブルやマウス類はA4サイズの「フラットート」に収納して「インボックスA4」の上または下に重ねて収納する。

フラットートにはPCを内部ポケットにはブギーボードを収納
フラットートにはPCを内部ポケットにはブギーボードを収納

 PC使用時にはカメラは必要ないので、フラットートだけを引き出せば必要なものがそこに全部入っているという寸法だ。

 PCを持ち運ばないときは小さく折り畳めるので、リュックの隙間に挟み込んでおけば、旅先でリュックをロッカーに預けてフラットートだけを持ち運べば身軽で非常に便利だ。

カチンコ代わりに「ブギーボード」

 移動しながらの撮影では撮影地や日付等の記録をする際にカチンコ代わりに「ブギーボード」を活用したい。現在はデジタルカメラなので、ファイルのEXIFデータに日時や、GPSがカメラについていれば場所も記録されるのでそれを見ればよいが、取材で千枚以上撮影すると後で日付順にソートしても見つけるのに時間がかかる。

カチンコ代わりにデータを記入し撮影しておけば後で一目瞭然!
カチンコ代わりにデータを記入し撮影しておけば後で一目瞭然!

 幸いにもフィルム枚数の心配をしなくていいので、場所を移動した際には「ブギーボード」に場所や日時、天候等を書き込んで最初の1枚に撮影しておけば後の整理が楽だ。

 カチンコとは映画の撮影に使われる、撮影データが書かれ拍子木のように「カチン」と鳴るアレのことだ。映画は動画フィルムと音声記録は別撮りだったので、後で映像と音声を同期させるためにカチンという音の収録が必要だった。その道具として今でも使用されている。

 シーン番号やテイク番号を書き込んで使用するのだが、写真撮影ではその必要はないので、自分が分かりやすい内容を記述しておけばOKだ。

アナログチックなデジタル技術!

 「ブギーボード」はスマホアプリと連携ができ、自筆で書きこんだボードをアプリにかざせば内容を画像として残してくれる機能がある。この画像には後で自由にテキストを入れたり、背景の色を変えたりとデジタルならではの加工ができる。本来的にバス趣味用ではないのだが、車両データを書き留めてすぐにスキャンする等の活用事例もあるだろう。

アプリで取り込んだデータをさらに加工できる!
アプリで取り込んだデータをさらに加工できる!

 これらすべてのステーショナリーは、家庭やオフィスで便利なように設計されたアイテムだ。あまりにもニッチすぎてバス趣味用のアイテムなど市販されていないので、このような汎用オフィス用品を趣味に転用して活用するアイデアも面白いのではないだろうか。

【画像ギャラリー】結構いけるかも?汎用ステーショナリーを撮りバスに転用レビュー!(5枚)画像ギャラリー

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