GW観光はここに決定!! 芝桜が一面に広がる「富士芝桜まつり」に富士急バスで行く

カチカチ山絶景ブランコ

 河口湖駅からすぐの場所にカチカチ山がある。新宿からの高速バスも停車するので直行も可能で、ここは山の絶景とともにフジヤマクッキーをお楽しみいただきたい。

天候が良ければ目の前に富士山が!
天候が良ければ目の前に富士山が!

 まずはカチカチ山から。ロープウェイで登山すると河口湖と富士山のパノラマが広がる。新たにできた回廊を歩くだけで絶景が楽しめる工夫が施されていた。「カチカチ山絶景ブランコ」は富士山に向かって飛び出すかのような崖の上に設置されたブランコだ。

 安全のためハーネスを付ける必要があるので立ちこぎは不可。最大傾斜角度では、それなりのスリルがありそうだ。

FUJIYAMA COOKIE

 ロープウェイの下の駅は川口湖畔駅で、駅の下にはFUJIYAMA COOKIE本店がある。高速バスや路線バスが停車するバス停は同店の目の前に設置されている。人気のフジヤマクッキーは周辺各所で購入可能だが、ここで作られているので作る工程を見ながら出来たてを購入できるのはここだけだ。

フジヤマクッキー本店前はバス停なのでアクセスは良い
フジヤマクッキー本店前はバス停なのでアクセスは良い

 甘いクッキーの香りと山ほどある種類に戸惑うが、1枚から購入可能なのでお好きなものを選んで詰めてもらおう。

富士急グループSDGsの取り組み

 富士急グループでは地域社会の発展と国際目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組んでおり、バス分野では12m大型電気バスの運行を続けている。

 また富士山五合目で手洗い用の水を循環利用するための装置を設置し、スタンドアロンで貴重な水を目的に応じて再利用できるような取り組みも行っている。

観光と環境を同時に考えるよい機会に
観光と環境を同時に考えるよい機会に

 富士山周辺は首都圏から2時間程度で行くことができる、言わずと知れた一大観光地で何気なく訪れている。しかし水面下ではさまざまな取り組みにより富士山の環境を守り、持続可能な観光地を目指していることも記憶の片隅に置いて歩くと観光立地のあり方も見えてくるだろう。

【画像ギャラリー】富士急のバスで徹底取材!「富士芝桜まつり」と富士急ハイランド周辺観光地(13枚)画像ギャラリー

最新号

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バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。