最初から諦めたくなる“最凶”難易度!? JR三江線代替バス!!

時刻表に潜んでいた真の強敵!!

 そんなのアプリやWebサイトの乗換情報サービスで検索すれば一発では? と思いきや、そう簡単に出てこないのが三江線代替バスである。「こっちのほうが早いですよ」と、代替バスと関係のない経路を提案してくるのが普通だ。

三江線代替バスのひとつ、石見交通江津川本線の中型路線車
三江線代替バスのひとつ、石見交通江津川本線の中型路線車

 一つ一つ個別のバス停の時刻表を開いて手動で繋げていく作業となる。ここにもまた巨大なトラップが仕掛けられている。ローカル路線バスのお約束、本数の少なさだ。

 3時間程度で通過できた鉄道に対して、バスの所要時間は最速で3時間52分(土日祝パターンA)。平日ダイヤになるとバスがきれいに繋がらず7〜9時間を要する。

 また、パターンBの(3)は土日祝に運休するため、間違っても該当日に選んではいけない。途中で急に腹が痛くなる等、万一に備えて1回どこかで降りられるよう最終バスを猶予に残しておきたいなら、条件はますます厳しくなる。

 訪問予定日が平日に決まり、自動的に時間がかかる行程をクリアしていくことになりそう……どうにか机上での理屈はまとまった。あとは現地へ赴き、実践できるか乗りバスで確かめてみよう。続きは次の機会に。

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