西鉄も協賛するパワスポ巡りが“神”すぎる!! 「むなかた・ふくつ ミニたび巡ルメきっぷ」

西鉄も協賛するパワスポ巡りが“神”すぎる!! 「むなかた・ふくつ ミニたび巡ルメきっぷ」

 福岡県は訪れる観光客の周遊を促進し、滞在時間の延⻑や観光消費額の拡大を図るため、観光資源の魅⼒向上や受⼊環境の充実に取り組んでいる。この取り組みと連携し、⻄日本鉄道、九州旅客鉄道、宗像・福津エリアに位置する飲食施設などが協同し、2023年4月21日(⾦)から9月30日(土)まで、トヨタファイナンシャルサービスが提供するおでかけアプリ「my route」内で、「むなかた・ふくつ ミニたび巡ルメきっぷ」を販売する。

文:古川智規(バスマガジン編集部)
(詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)

■魅力再発見のための乗車券

「むなかた・ふくつ ミニたび巡ルメきっぷ」
「むなかた・ふくつ ミニたび巡ルメきっぷ」

 当チケットには、博多から宗像・福津エリアまでの JR九州の往復券と、駅から観光地を巡る⻄鉄バスの乗り放題チケットがセットになっており、さらには飲食店や道の駅など”グルメショップ”で使える 500 円クーポンが3枚付いたお得なチケットになっている。

 宗像・福津エリアは、世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」や宮地嶽神社、福津の海岸線など多くの観光名所を有している。福岡県では今回の企画乗⾞券発売により、宗像市・福津市を訪れる観光客の誘致拡大を図り、福岡県内の魅⼒を再発⾒し、新たな目的地として認識してもらいたい考え。

■「むなかた・ふくつ ミニたび巡ルメきっぷ」の概要

モデルコース
モデルコース

 チケット販売期間とチケット利⽤可能期間はともに2023年4月21日(⾦)〜9月30日(土)まで。チ ケ ッ ト料⾦は、大⼈3,300円・⼩児2,400円。有効期間は1日だ。

 チケットの内容は、JR九州の普通・快速列⾞の博多〜福間間・博多〜東郷間の各片道1回のみ乗⾞できるチケットが1枚ずつ。

 西鉄バス宗像が運行する「東郷〜神湊〜津屋崎橋〜福間エリア」の⾏先番号「1番」「1-1番」「1-2番」系統の路線バスのみ乗⾞可能なフリー乗車券。500円のクーポン券が3枚。この他にチケット提示で特典が受けられる店舗もある。

■乗車券の使い勝手は?

 このチケットは鹿児島本線の東郷駅または福間駅でしか使用できないので、途中駅での下車または乗車もできない。西鉄バス宗像のフリー乗降区間も指定された系統のみなので、モデルコースに示された博多駅-福間駅-津屋崎地区-神湊筑-宗像大社-東郷駅-博多駅またはその逆向きの経路でしか利用は難しい。

 また大島へ渡る航路は乗車券に含まれていないので、そちらに足を伸ばそうとする場合は別途運賃の支払いが必要だ。その点では昔の国鉄オーダーメイド周遊券に似ていると言えるので、指定された周遊地を効率よく回るにはちょうど良い乗車券だ。

次ページは : ■西鉄は専用ページを開設!

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。