山手線の内側なのにそこそこ長いぞ!? 都営バス品97系統が強力すぎる!!

■何気にオイシイ路線!?

 品川を出て、山手線から離れて地下鉄駅などを経由しつつ、新宿駅東口を通り抜ける。ここで初めて線路を跨いで山手線の輪の外に。その後すぐ、プラットホームが並ぶ新宿駅西口のバスターミナルに到着した。

到着後バスはすぐ折り返しの品川行きに
到着後バスはすぐ折り返しの品川行きに

 電車だと20分の距離である品川〜新宿間。これを品97系統で行くと、便によって前後するが57分くらいかかる。平均時速11キロ程度と、道路事情によって速く走れない都会のバスらしく、圧倒的に遅いのはご愛嬌。

 距離にすると10.5キロほど。山手線の輪の外にあまり出ない都営バスの系統として見ると、“最長”のような記録ホルダーではないと思うが、そこそこ長い距離を走るので、乗って楽しむには結構オイシイ路線だったりする。

【画像ギャラリー】都営バス品97系統で行く、約1時間のステキなバス旅(7枚)画像ギャラリー

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。