■到着ホームが帰りの出発ホームとは限らないので要確認!
バスは終点の夢洲交通第1ターミナルに到着した。所定は約40分のところ、今回は30分で到着できた。いち早く会場に着けるのは嬉しいところだが、前回はもう少し早く到着できていたのでこれは会場へ向かう人が単純に増えているということだろう。
また前回乗車した時は西ゲートに近いDホームにバスを着けてくれたのだが、今回は近鉄大阪上本町駅シャトルバスが発着する所定のCホームだった。できれば近い場所に停めてほしいというのは気持ちにもあるが、ホーム空き状況によるものなので仕方がない。
また案内する側としても帰りのバス乗り場を説明するのにも同じホームに停めると分かりやすいのでそうしているのかも知れない。降車した乗客は西ゲートへと向かっていった。
■広いターミナルでホームが遠い場合も!
そして1日大阪・関西万博を楽しみ、そろそろ会場をあとにすることにした。前回は別ルートのシャトルバスを利用したが、今回は同じ近鉄バス利用した。乗り場はC-4という場所で西ゲートから見ると向かい側のホームになる。
横断歩道などでショートカットできるといいのだが、さすがに行き交うバスの数が多く、ターミナルに沿って回り込む形になる。発車時刻近くに慌てることのないように発車ホームに到着したい。
各ホームには行き先を書いた看板がカラーコーンに取り付けられていて、それを見て歩いていくことになる。それぞれに係員がいて行きの便と同じように乗車画面のチェックが待っているのでスマホの準備を忘れずにしたい。
バスは早めにやってきた。まだ出発時刻まで20分以上あるが1日会場を歩いて、またお土産もたくさん購入して疲れもあると思うので早めに空調の効いた車内に入れるのは嬉しいところだ。筆者も受付を済ませて車内へと入った。
■復路は「てんしば」に停車!
出発時刻となりバスは動き出した。夢洲交通第1ターミナルを出ると建設中の大阪IRの敷地を回って夢舞大橋へと向かっていく。ちなみにこのバスターミナルからは何路線もバスが運行されているが、覚えやすいようにネットダイヤになっている路線が多い。
近鉄バスの場合は毎時0分、30分といった感じだ。よって走っていると他の会社のシャトルバスも一斉に出てくる。いろいろな事業者のバスと並走できるのは見ていてなかなか興味深いところだ。行きのルートを戻るような形で阪神高速へと入っていく。
まだ明るい時間だったので車窓にはJR桜島駅を見ることができた。道路の下が桜島駅シャトルバスの発着場だ。その後湾岸線、大阪港線、環状線、松原線と走ったバスは天王寺ランプで降りるとすぐアナウンスが入ってきた。
ほどなく正面にはJR天王寺駅の大きなビルが見えてきた。左折したすぐのバス停で次々と乗客が降りていった。ここは「てんしば」という公園で天王寺公園のエントランスエリアにあたる場所となっている。
天王寺公園といえば天王寺動物園・大阪市立美術館・慶沢園・茶臼山があるが、その一部を近鉄不動産が運営管理事業者となり2015年10月に「てんしば」としてリニューアルオープンした。約7,000m2の広大な芝生広場を中心に、カフェ等の各種テナントやフットサルコートがあるオープンスペースへと変わったのである。
往路は近鉄大阪上本町駅から直接大阪・関西万博会場へと向かうが、帰りは全てのバスが「てんしば」を経由する。よって往路40分に対して復路65分なので注意したい。「てんしば」バス停で降車扱いをしたバスは再び走り出す。距離にすると3km程度の場所であるが、夕方の交通量ということもあり、やや時間がかかるようだ。
それでも終点の近鉄上本町バスターミナルには19時40分に到着した。所定よりもかなり早く到着することができたようだ。写真の撮影データから計算すると、てんしばバス停まで約25分、近鉄上本町バスターミナルには約40分での到着であった。
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