貴重な三セク代替交通の「北海道北見バス 陸別線」!! いまやバス旅のカギを握る重鎮路線だと!?

■道内バス旅での超エッセンシャルな路線に?

陸別〜北見間は1時間40分の代替バス旅に
陸別〜北見間は1時間40分の代替バス旅に

 北海道北見バス陸別線の走行距離はおよそ64.9kmと、100kmを越える十勝バス担当区間よりも短い。所要時間は1時間40分ほどで、それほど長丁場にならないためか、乗車当日に途中のトイレ休憩はなかった。全区間通しでの運賃は1,580円。

ふるさと銀河線の発着していたJR北見駅はバスターミナルの隣
ふるさと銀河線の発着していたJR北見駅はバスターミナルの隣

 また、この十勝バス/北海道北見バスが走る、帯広〜池田〜陸別〜北見間であるが、鉄道代替バスの役割はもとより、実は北海道で一般道オンリーの路線バス旅をする際に、けっこう重要なポジションにいるのも注目すべき点。

北見駅の少し先にある北見トンネル(右)。左のレールは元々ふるさと銀河線へと続いていた
北見駅の少し先にある北見トンネル(右)。左のレールは元々ふるさと銀河線へと続いていた

 札幌周辺から帯広回りで釧路方面へ、後ろを向かずに進もうとした場合、現在のところ帯広〜釧路間をまっすぐ結んでいる路線バスは1本もなく、一旦北見を経由する。

 壮大な道草を禁じ得ないながら、これが現実的に有効な唯一の手段となっており、今やふるさと銀河線の代替バスなくして実現ならずの重鎮的存在感を生み出していたりもする。

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