■最初の降車休憩まで減光せず
しばらく走行するとバスは停車した。乗車可能なバス停の最後となる三宮バスターミナルに到着した。時計を見ると23時30分を少し過ぎたあたりで、ここからも数人が乗車してきた。乗務員が乗車人員の最終確認を行ったあと、前方のカーテンも閉じられバスは出発した。
アナウンスが流れたのでこれで消灯なのかと思ったら、まだ消える気配がない。どうやらこの次の休憩場所まではこのままで走行するようだ。再びアナウンスが流れて最初の休憩場所に到着した。ここは室津パーキングエリアでバスは明石海峡大橋を渡り、淡路島に入っていた。
神戸淡路鳴門自動車道にあるパーキングエリアで、多くのトラックが休憩のため停車していた。ここでは約15分ほどの休憩時間となり、多くの乗客がトイレやコンビニへ買い物など向かう姿が見られた。
ここを出発するとアナウンスの後車内は消灯となった。この後は乗務員の仮眠や車両点検のための停車が何度か行われ、乗客は降車することはできない。車内も暗くなったので筆者もようやく就寝することができた。
■松山に到着!
次に目が覚めたのは車内に放送が流れた頃であった。淡路島を縦断したバスは四国へと入り西へと進路をとっていた。香川県を抜けて愛媛県に入り、松山インター口バス停に向かっているようであった。消灯前のアナウンスで降車ボタンが押されなければ通過するということだったので、その前の川内インターは通過したようだ。
ここで何人か降りた後、松山市街に入ったバスは天山橋、大街道と経由しJR松山駅に到着した。時刻は5時18分と約20分ほど早く到着したようだ。ここで乗車していた全員が降車したようで、乗務員が車内とトランクの確認などを行ったあと、しばらくJR松山駅のバス停で時刻の調整をしていた。厚く広がっていた雲も切れてようやく朝焼け前の空を見ることができた。ちなみにバスは次のJR松山支店が終点となる。
■競争があれば消費者には良い方向に!
今回は京阪神ドリーム松山号に乗車した。四国へ行く機会がなかなかないのだが、鉄道では乗り換えが多く、時間がかかるイメージがぬぐい切れない。各都市をダイレクトにつなぐ夜行バスは滞在時間の確保もできるのでとてもありがたい。
この路線ではJRバスのほか伊予鉄バス、阪急観光バス、WILLER EXPRESSなどがあるが、これだけのバス事業者が乗り入れするほど需要は高いのだ。各社様々な設備が設定されているので、ゆっくりと移動できる座席を選んで乗車してみてはいかがだろうか。
ちなみに松山といえば道後温泉である。こちらは朝6時30分より開館しているため、夜行バスの疲れを癒すには丁度いいだろう。すっきりと温泉で身体を整えて愛媛の旅を楽しんでもらいたい。
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