おじゃまします！バス会社潜入レポート広島電鉄編【その4】

2021年3月24日 / コラム

■リムジンバス

●日野 2TG-RU1ASDA　■04978／広島200か2502／広島北営業課／高速

広島市内～広島空港間のリムジンバスは1993年の運行開始以来、共同運行5社（広島電鉄・広島バス・広島交通・芸陽バス・中国JRバス）が車両のデザインを共通化。広島電鉄ではセレガ9台、ガーラ2台を使用している

車内は左最前部に荷物置き場があり、トイレは装備していない。2009年式までが43人乗り、2014年式からが52人乗りである

■貸切バス

●日野 PKG-RU1ESAA　■34703／広島200か962／江波営業課／貸切

貸切バスには独自のカラーも採用されたが、広島電鉄の車両は一般路線車と同じデザインとなっている。広島電鉄の13台のうち11台は一般路線車から転用され、4628は高速車から転用されたもの

4703は唯一、貸切バスとして新製されたセレガで、屋根まで続くアクセントラインが高速バスとの違い。車内は補助席のない45人乗りである

■路線バス（元・呉市交通局）

●三菱ふそう KC-MP617M　■69663／広島22く4088／江波営業課／一般路線

2012年には呉市交通局の車両149台を引き継いだが、後述するボンネットバス1台以外は広電カラーに塗り替えられた。9663はその中の1台で、同型式の仲間は4台在籍。9662・9663は銀枠2段窓、9664・9665は黒枠引き違い窓である

室内レイアウトは広電の市内線車両と似ているが、シートモケットが広電の緑色に対して紺色となっている

■ボン・バス

●日野 2KG-KR290J3　■80066／広島200か2567／HD西広島本社営業所／一般路線

1999年に設立されたエイチ・ディー西広島では、同年に輸入された路面電車の低床車「グリーンムーバー」と同じカラーリングを採用。車両は7m尺のツーステップバスから9m尺のワンステップバス中心に変わり、新型レインボーの導入でノンステップバスが加わった

路線の多くが丘陵地であるため、着席を重視した室内レイアウトである

おじゃまします！バス会社潜入レポート広島電鉄編【その3】

【画像ギャラリー】広島電鉄が所有するバスを詳しく見る! バス会社潜入レポート広島電鉄【所有車両その3】

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