おじゃまします! バス会社潜入レポート 西東京バス編【その3】

おじゃまします! バス会社潜入レポート 西東京バス編【その3】

 東京都八王子市に本社を置き、西多摩地区から山梨県の一部に路線網を展開する西東京バス。その潜入レポート第3回目では、バス車両の詳細を紹介する。

 西東京バスの2016年7月末日現在の保有車両数は、乗合295台(高速13台含む)、貸切22台、特定62台、計379台である。

 メーカー別に見ると、日野164台、いすゞ136台、日産ディーゼル63台、三菱ふそう14台、トヨタ2台の順で、路線バス低床化の過程で1995年から採用された日産ディーゼル車が、引退の時期を迎えて数を減らしつつあり、日野・いすゞ車がおよそ8割に達している。

構成・執筆・写真(特記を除く)/加藤佳一(BJエディターズ)
※2016年9月発売「バスマガジンVol.79」より

【画像ギャラリー】西東京バスが所有するバスを詳しく見る! バス会社潜入レポート 西東京バス編【所有車両その2・いすゞ】


■大型ノンステが主力の路線車 2015年から後部席にコンセント

●路線バス標準カラー いすゞ QKG-LV290N1
A11632/八王子200か2035 楢原営業所/一般路線

路線バスカラーは西東京バス誕生前から、京王傘下となった旧3社で使用されていた

 一般路線車では95年にワンステップバスを採用。99年以降の新車はノンステップバスとなった。これら低床車はほかの京王グループ同様、従来の西東京バスには見られなかった日産ディーゼル車が選択され、10年まで増備が続けられた。その過程で06年、当時の多摩バスにワンステップのRAが採用されている。

 01年にはいすゞエルガ、04年には日野ブルーリボンIIのノンステップバスが登場。

 以後はこの2車種が主力として増備される。13年にはエルガハイブリッドを導入。15年の新車には後部座席に携帯充電用のコンセントが設置された。16年には新型エルガのAMT仕様、AT仕様を併せて採用。コンセントに加え、USBも設置されている。

 一方、初期のワンステップバスは日産ディーゼルJPで、のちにノンステップバスも登場。同じ中型ロングタイプとして、日野HRも加わった。12年には京王電鉄バスから長房団地地区の路線が移管され、これに合わせて同社のHRが10台転入している。

●貸切カラー 日野 QTG-RU1ASCA
DK21679/八王子230い809 恩方営業所/貸切

貸切バスは2016年、日野セレガを10台増備。この車両から、在来車とは側面のウェーブのゴールドとブラウンを逆にしたデザインを採用

 中型車も日産ディーゼルRN・RMによって低床化が図られたのち、日野レインボー・レインボーIIといすゞエルガミオが増備されてきた。しかし、14年には三菱ふそうエアロミディを採用。同社の一般路線車としては実に30年ぶりの三菱車となった。

 一部の路線には小型車が運用され、日野ポンチョが活躍している。16年には1扉仕様のポンチョが大阪市交通局から移籍した。コミュニティバス用の車両も2世代目となり、現在は日野ポンチョに統一されている。このうち、羽村市「はむらん」用として1台、電気バスが採用されている。

おじゃまします! バス会社潜入レポート 西東京バス編【その2】

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