近鉄バスの96%は日野のバス!? 超レアな近鉄バス車両を一挙紹介

保有車両はほぼ日野車!! 現在の青と黄色の近鉄バスカラーは1994年から採用

 ひとつのバス事業者を掘り下げて紹介する、バスマガジンの名物コーナー、バス会社潜入レポート。今回は2018年に遡って、3月発売号で掲載した、近鉄バス編を振り返って紹介する。

 保有車両の96%が日野車で占めている近鉄バスのメーカー構成。いすゞ車と三菱ふそう車は、なんとヒトケタ台数という極端さを見せる。

 それでもジェイバスの誕生やトランスミッション、エンジンなどの仕様の多角化も手伝って、ジワジワと日野車以外も導入が進んでいる。

 画像ギャラリーでは中・小型の一般路線車を紹介する。

(記事の内容は、2018年3月現在のものです)
構成・執筆・写真/加藤佳一(B.J.エディターズ)
※2018年3月発売《バスマガジンVol.88》『おじゃまします! バス会社潜入レポート』より(part3)

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■全車両の9割を超える日野車 一般路線ではいすゞ車も活躍

●路線バスカラー
いすゞ 2DG-LV290N2 ■5851/大阪200か4415 枚岡営業所/一般路線

一般路線バスは1994年、青と黄色の現行デザインに変更された

 近鉄バスの2018年1月31日現在の保有車両数は、乗合329台(高速車50台、空港車19台、定観車2台含む)、貸切75台、特定5台、計409台となっている。

 メーカー別に見ると、日野393台、いすゞ9台、三菱ふそう7台の順で、近畿日本鉄道時代は日野車のみ採用されており、現在も全体の96%を日野車が占めている。

 一般路線車には幹線用の大型と狭隘路線用の中型が併用され、大型は短尺が標準で、通学路線など一部に長尺が投入されている。90年代には前後扉のツーステップバスが採用されていたが、98年に初めてワンステップバスを導入。01年からはいすゞエルガワンステップバスの増備が開始されている。

●貸切バスカラー
日野 QPG-RU1ESBA ■8456/大阪200か3659 布施貸切営業所/貸切

一般貸切バスのカラーリングは長年踏襲されているが、曲線的な現行デザインは1994年に新製されたトイレ・パウダールームつきスーパーハイデッカーから採用

 03年から中型ロングタイプのノンステップバス、04・05年には大型CNGノンステップバス、06・07年には大型ハイブリッドノンステップバスを採用。11年式の長尺大型車・中型車を最後にワンステップバスの増備が終了し、以後はノンステップバスに統一された。

 15年から新型エルガと新型ブルーリボンが採用され、これにはAT仕様が選択されている。17年には松原営業所を中心に長尺車を投入。また16年からブルーリボンハイブリッドバスが導入され、新たなボディカラーをまとっている。

 小型車は04年までがリエッセ、09年式が1扉、13年式が2扉のポンチョロングで、一部はコミュニティバスとして使用されている。

関空へのリムジンバスほか全国への都市間高速バスも運行する近鉄バスのネットワーク

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