バスマガジン編集部がお送りする難読バス停クイズ。難易度はさまざまですが「地元の方には常識でも市町村を越えればもう読めない」そんなバス停を集めました。難読駅前は有名でもバス停となると一段と難易度は上がるかも?エンターテイメントとしてお楽しみください。
鉄道にもローカル線がありますが、一般的にバスのローカル度はケタ違いです。読める読めないはともかく見知らぬバス停を訪ねる旅の契機になってもらえればとの思いで企画したクイズシリーズです。もっと深いTipsをご存じの方はSNSなどで情報などをシェアしていただければ幸いです。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
写真/文献調査:東出真
難易度/★★★★☆(問題番号220706)
【写真ギャラリーで読み方を当てろ】何問わかる? 過去に出題された難読バス停クイズにチャレンジ!!
■正解はこちら!
●正解:まえのへた(駅部田)
三重県松阪市駅部田町にある三重交通のバス停です。
さて、松阪市史9巻P337「駅部田村地誌」によりますと、「本村ノ名義ハ松阪駅ニ対シテ駅ノ傍ナル謂ナリ。部田ハ馬屋ノ傍ナル故ニ名ヅクベシ。」とあり、以前の松阪駅のそばにあったということと、馬屋が近くにあったということからこの地名になったようです。
駅は「うまや」とも読むので「うまやのへた」という呼び名が変化して「まえのへた」となったのかもしれません。
そういえば「聖徳太子」は現在の教科書では漢字は違いますが「厩戸皇子(うあみゃどのみこ)」になっているとのことですが、みなさんの記憶ではどちらですか?記者が子供のころの一万円紙幣と五千円紙幣の肖像は聖徳太子でした。では次回の難読バス停クイズをお楽しみに!