しかし「俺の家」がランドマークなら可能か?
話はそれたが次のパターンはランドマークだ。ショッピングセンターや百貨店等の大規模小売店舗や、有名なビル、役所や警察署等の公共機関、病院はバス停の名称になりやすい。
ショッピングセンターの場合は自社の敷地内にバス停を設置してもらうためにバスベイやバスターミナルを提供してバス路線を誘致するケースはある。これは形は違うが「俺の店」バス停ということになろうか。
実際には自治体の条例や都道府県警の基準に準拠したり、バス停や待合所やベンチの設置については使用許可や占有許可等の手続きが必要になり、鉄道駅とまでは言わないものの、多くの労力とお金をかけて設置されている。
これはバス停の移動や新設の際も同様で、住民の請願や申し出により行われる場合があるが、理由にもよるものの手続きとしては同じだ。いずれにせよ「俺の家」バス停は「たまたま」に期待するしかない。
逆に家の前のバス停を嫌い、移動を願い出るケースも少なくない。バス停はどうしても乗降客の通行で賑やかになってしまうため、家の前にバス停があるのがいいとばかりも言えないことは付記しておく。
【画像ギャラリー】「俺の家」バス停は実現できる!? バス停の名前はどうやって決めるのか(2枚)画像ギャラリー
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