すべてのミラーには細かい規定がある!
さらにワンマンバスには、乗降口付近及び車両の左外側線上の状況を運転者が確認できる後写鏡(凸面鏡)を備えなければならない。
もちろんこのほかに乗用車にもある左右のミラーは必ず必要なので、ワンマンバスには大きく分けて左右のサイドミラー、客室確認用のバックミラー、中ドア乗降口付近を確認するミラー一式、車外左側を確認するミラーが最低限必要ということになろうか。
これ以外はオプション品や事業者において必要と認める補助ミラーを付けているので、乗り比べてみると面白いかもしれない。直接ミラーとは関係ないが、同じ保安基準で開いたドア付近にライトが点灯するようになっているが、あのランプのワット数や点灯秒数、中ドアの開扉予告ブザーの仕様まで細かく決められている。
これらの装置は何となく付いているものではなく、運転士が前方を向いたままで車内と車外の安全を確認するために、各種ミラーとともに必要なものだということを知っていただければ幸いである。
【画像ギャラリー】バスのミラーあれこれ(6枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方