超当たり前だった網棚付の路線バス! なぜ廃れてしまった!?

超当たり前だった網棚付の路線バス! なぜ廃れてしまった!?

 荷物を乗せる「網棚」。元々は網がかけられていたので網棚と呼ばれるようになったのが定説であった。現在はステンレスパイプや樹脂などで作られているため、「荷物棚」や「荷棚」のほうが正確な表現と言えるが、呼び名としての網棚は今も残っている。電車にとって網棚は座席とセットのようなもので、網棚がない電車のほうが珍しいと言える。

 一方の路線バスに目を向けてみると……荷物は膝の上や床に置くもので、網棚に乗せる発想はあまりなく、実際路線バス=網棚なしが普通に思える。では反対に、網棚が付いている路線バスも存在するのだろうか?

文・写真:中山修一

【画像ギャラリー】荷物は膝か床の上!だけれども…… 網棚付きの路線バスってあるの?(6枚)画像ギャラリー

最新号

【12月20日発売】巻頭特集は「岩手県交通」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン127号!!

【12月20日発売】巻頭特集は「岩手県交通」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン127号!!

バスマガジン Vol.127は12月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、岩手県交通を特集。続く特集では、バスの用品やパーツなどを開発している企業とアイテムを紹介する[バス用品探訪]ではバスの交換用ヘッドライトを紹介。そしてモノクロページの特集で注目していただきたいのが、[絶滅危惧種になっているアルピコのバス]だ。そして後半カラーでは、本誌の強力な連載[終点の情景を求めて]に注目。今号は京都京阪バスの「猿丸神社」を訪ねる。