1階席はテレカ式電話も備えたサロン!! ドリーム号として初めて運行された2階建てバス

1階席はテレカ式電話も備えたサロン!! ドリーム号として初めて運行された2階建てバス

 初の2階建てバスのドリーム号がこのドリームふくふく号だ。すでに夜行路線は出そろっていたが、本州最西端の山口県へともなると乗車時間も長く、シートで寝ているだけの窮屈路線。しかし1991年、1階席部分をサロンにした豪華で贅沢なニューフェイスが誕生した。

●ドリームふくふく号 東京―山口―湯田温泉―下関
 ジェイアールバス関東(相手方:サンデン交通)
 乗車・撮影日1993年5月

(記事の内容は、2021年9月現在のものです)
文・写真/石川正臣
※2021年9月発売《バスマガジンvol.109》『思い出の長距離バス』より

【画像ギャラリー】華やかなサロンとテーブルの灰皿が時代を感じる!? 初の「2階建てドリーム号」ドリームふくふく(7枚)画像ギャラリー

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