■1000mなんて余裕さっ!! 四国と九州の高地バス路線
本州ほどではないにせよ、四国と九州にも高い所へ行くバスが走っている。四国を例に挙げると、愛媛県の石鎚山へのアクセスルートになる、県道12号線「石鎚スカイライン」がバスが通る場所としてはかなり高く、最大1,492mだ。
久万営業所〜面河〜石鎚山土小屋を結ぶ、伊予鉄南予バスの路線が1,400mクラスの地点まで入ってくる。やはり4〜11月までの季節運行かつ土日祝のみ発着しており、朝と夕方の2往復体制となっている。
九州の代表的な高地バス路線の例が、産交バスが熊本〜湯布院・別府間を通年運行する都市間連絡バス「九州横断バス」の経路になっている、標高1,330m地点を通過する牧ノ戸峠を含んだ県道11号線だ。
牧ノ戸峠の頂上付近に「牧の戸峠」バス停が置かれており、バス停名称としては「の」がひらがな表記になるのがポイント。現在のところコロナ減便ダイヤで運行する関係で、峠越えをする便は1日2往復である。
高地バス路線を総じて見ると、現地の気候や環境から期間限定運行が多いようだ。そういった高地バスも夏から秋にかけてがオンシーズン。乗りバスで高みを目指してみるのも楽しいはずだ。
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