■レア化が進む逆読み表記
関東地方のバス事業者15者(社)中、逆読み表記を採用していたのは、関東鉄道バス(茨城県)、西東京バス(東京都)、東急バス(東京都)、神奈川中央交通(神奈川県)、京浜急行バス(神奈川県)の合わせて5社であった。
上記15者(社)のうち、昔は逆読みだったものの、どこかのタイミングで左読みに変更した事業者も見られる。都営バスを例にすると、最初は「都京東」のように、右側のみ逆読み表記で書かれていた。
1968年に塗装をアイボリーと青に刷新した際、左読みの「東京都」になり、その後1981年の塗装再変更で「東京都」から「都営バス」に表記が変わった。1982年の塗装再再変更以降、今日に至るまで左読みの「都営バス」を継承している。
いずれにせよ、約33%となれば少数派と考えられる。バス社名の逆読み表記もだんだん貴重な存在へとなりつつあるようだ。
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