日本と欧州の夜行バスの乗り心地十番勝負!! シート感覚、走行振動、揺れ……よく眠れるはどっちだ!?

■雲泥の差!? 日本の夜行バス

 先日、東京から姫路まで、神姫バス/京王バスの路線バス「プリンセスロード号」に乗車した。日本では久々の夜間高速路線バス体験となった。

夜の談合坂SAには多くの夜行バスが休憩のために立ち寄る
夜の談合坂SAには多くの夜行バスが休憩のために立ち寄る

 それにしても日本の夜行バスはシートのリクライニングが深々と倒れ、フットレストやレッグレストを装備し、座面が柔らかくゆったりとしている。

 各座席で仕切られたカーテン、揺れの気にならない安定した走行を心掛ける運転手に感激、道路事情で2時間遅れたものの、疲労感はなく十分に睡眠を取ることができた。

終点の姫路に到着した京王バス「プリンセスロード号」。下車後の疲労感はなかった
終点の姫路に到着した京王バス「プリンセスロード号」。下車後の疲労感はなかった

 あらためて、欧州の夜行バスとは完全に別の乗り物だと実感することになった。

【画像ギャラリー】設備の違いやいかに? 日本vs.欧州の夜行バス(10枚)画像ギャラリー

最新号

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

【9月20日発売】巻頭特集は「東急バス」!! ほか楽しいバスの企画満載の バスマガジン126号!!

バスマガジン Vol.126は9月20日発売!! 美しい写真と詳細なデータ、大胆な企画と緻密な取材で読者を魅了してやまないバス好きのためのバス総合情報誌だ!!  巻頭の[おじゃまします! バス会社潜入レポート]では、東急バスを特集。東京都から神奈川県において都市部から住宅地、田園地帯まで広いエリアを綿密なネットワークを展開、さらに高速路線バスやエアポートリムジンも大活躍。地域住民の足としてはもちろん、首都圏の動脈ともいえる重要な存在だ。  続く特集は、ついに日本に上陸しさらに種子島での運行が決まった、ヒョンデの電気バス[ELEC CITY TOWN]の試乗インプレッション。日本におけるヒョンデの本拠地である横浜・みなとみらい地区で、徹底的にその性能を確認した。  バスの周辺パーツやシステムを紹介する[バス用品探訪]では、なんと排出ガスからほぼ煤が出なくなるというエンジンオイルを紹介。この画期的な商品「出光アッシュフリー」について、出光で話わ聞いてきた。  そして後半カラー特集では、本誌で毎号、その動向、性能を追跡取材してきた「カルサンe-JEST」。このトルコ製小型電気バスがついに、運行デビューを果たした。その地は長野県伊那市と栃木県那須塩原市。今後の活躍が期待される出発式を紹介する。