■うしろ、後ろ〜〜!!
3番目もタイミングに関係する要因の一つ。沿線で電車を撮ろうとして、お目当ての列車が前方から迫ってくる。もうちょいで撮り頃を迎えるぞ〜、となった矢先。
何やら後ろのほうからレールの上を移動する物体の音が聞こえてきて、だんだん音が大きくなってきた。まさかこれひょっとして!?
撮りたい電車と後ろから来た電車が、ちょうど撮ろうとしていたアングル上ですれ違って通過していきましたとさ。いわゆる「被った」というやつである。
電車の場合は通過時刻が決まっているため、あらかじめ下調べをしておけば、ある程度の回避は可能だ。
いつどんな車が通るか分からないバスの撮影でも、電車のように被られることは普通にある。しかも、交通量の極端に少ない場所でも平気で起こるのがミソ。
1日5本しか来ないローカルなバスがもうすぐ来るので、ちょっと記録に残しておこうと対向車線側で待機。向こうからバスが見えてきて、よし撮るぞー、となった矢先。
後ろの方から自動車が近づいてくる音が……待っている間は1台も車が通らなかった道だったのに。えぇ、よりにもよってなんでこのタイミング!? 実によくありますコレ。
人気のない所を歩いていて、良さげなレストランを見つけたので、食べていこうかな? と足を向けようとした途端、突然現れた誰かに目の前で先に入られてしまう、誰もが経験するあの気まずい現象が、自動車でも十分起こり得るらしい。
写真撮影に大切なもの……忍耐と時の運、それにちょっぴりのテクニック、なのかも。明日も楽しく撮りましょう。
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