鉄道イベントにバスが堂々出展ってマジ? 「きんてつ鉄道まつり2023in塩浜」が激熱すぎた!!

■三重交通は納車したてのエルガを展示!

三重交通は新車のエルガを展示
三重交通は新車のエルガを展示

 そして三重交通のバス展示は、三重交通のブースから少し離れた近鉄名古屋線に近い線路沿いに置かれていた。説明によれば、2023年10月に納車されたばかりの最新車両とのこと。桑名営業所所属のいすずエレガ(2KG-LV290N4)だ。まだ側面や後部に広告看板が取り付けられていない、納車したての新車という感じだった。

 またバスの手前には顔はめパネルが設置されていて、子供連れの家族などが記念撮影に利用していた。バス車内へも自由に入ることができ、さすがに運転席に座ることはできなかったが、室内の座席に座ったり写真を撮ったりしていた。特徴としては、ドライバー異常時対応システム搭載という記述があった。

非常ブレーキシステム搭載
非常ブレーキシステム搭載

 こちらは運転手の健康状態が急変して運転が困難になった場合等に、乗客が車内にある非常ブレーキスイッチを押すと徐々に速度を落としてバスを緊急停止させるシステムである。運転席後ろにスイッチが設置されているので、こういうイベントでの展示の際に場所を確認すると、いざというときに乗客のメモリーアイテムとして働く。

■鉄道展示も大盛況!

本当は鉄道がメイン
本当は鉄道がメイン

 そして会場内での鉄道車両の展示は、電気検測車「はかるくん」と観光列車「つどい」サイクルトレイン-KettA-は展示及び車内見学が、団体貸切列車「楽」と2410系「伊勢志摩お魚図鑑」と電気貨物車や入換用機関車は多くの来場者がシャッターを切っていた。そして例年通り県内外の鉄道会社がグッズ販売のブースを出して、ご当地グルメや駅弁の販売も行っていた。

 ようやく以前のような形での開催に戻り、多くの来場者でイベントは賑わっていた。引き続き感染対策は行われていたが、2022年以前の鉄道まつりと比較しても、マスクをしていない人の割合も増えて楽しい会話や歓声を耳にすることができた。

来年が待ち遠しい
来年が待ち遠しい

 会場の混雑は見学の観点からは大変ではあるが、それでも久しぶりの楽しいイベントになった。多くのファンが楽しみにしている恒例のイベントなので、2024年もたくさんの来場者で楽しい1日となるように期待したい。

【画像ギャラリー】「きんてつ鉄道まつり2023in塩浜」で三重交通が出展したバスは?(16枚)画像ギャラリー

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