スパリゾートハワイアンズは2026年に創業60周年を迎える。いわば還暦を記念する「ハワイアンズ還暦祭」を取材したのでレポートする。また近くのパワースポットがアロハだった件についても同時にレポートする。本稿には2月のバス占いも付録するので、合わせてお楽しみいただきたい。
文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
(詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)
■みんな行きたいと思っている!
バスマガジンではスパリゾートハワイアンズの還暦祭スタートの模様を取材したのでレポートする。スパリゾートハワイアンズは福島県いわき市にある。東京駅を基準にすると最寄りの湯本駅までは特急ひたちを利用して2時間強かかる。
時間はいいとしても、運賃・料金で片道5000円を超える。往復すると1万円越えだ。お一人様ならばまだ我慢できる、これが家族でとなると、交通費だけで1万円紙幣が数枚飛んでいく。
高速バスならば東京駅からいわき湯本ICまで2時間30分ほどかかるが、運賃は3800円と少し安い。どちらにしても往復運賃がネックになる。距離にして東海道新幹線ならば東京から掛川くらいまではあるのだから仕方がないのだが、そこをどう解決するのかが最大の問題となる。
ところがスパリゾートハワイアンズでは前回、夏に取材した記事で紹介したが、宿泊客には首都圏各地からの無料送迎バスを往復提供している。これが予約できれば往復にかかる時間はともかく、運賃の心配から一切解放されるので使わない手はない。
■同ルートで貸切バスで移動
報道関係者は撮影機材等の大荷物があることから、一般の宿泊客とは別に専用の貸切バスが運行された。宿泊客用の送迎バスも同様だが、スパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産が首都圏のバス事業者と貸切契約を結んで予約客を乗せていわきまで向かう。
おおよそ3時間はかかるが常磐自動車道は現在最高速度が100km/h超えの区間もあることから、渋滞さえなければ定刻で到着するようだ。
宿泊客が乗車するバスと同様に東京駅付近の鍛冶橋駐車場から出発して、途中の友部SAで休息してスパリゾートハワイアンズに到着した。東京発着の送迎バスは日の丸自動車興業の三菱ふそうエアロエースだ。報道関係者も同じ仕様のバスで後追いする形で走った。
1台だけだが、60周年記念のラッピングバスも登場しているのでこれに当たれば東京から気分はハワイだ。もちろん車内でもスパリゾートハワイアンズを紹介したDVDが放映されるので見ておきたい。
■60周年記念事業
スパリゾートハワイアンズでは、報道鐘記者向けに記者発表会が行われ、様々な記念事業が発表された。記者が面白いと思ったのは、「館内でスタッフが身につけている60周年記念のネームプレートには、各々が「ハワイアンズのオススメ」を記入」という内容だ。
リピーターであれば好みやお目当ての場所はあるだろうが、それでも知られざるスポットも多いはず。そこでスタッフのネームプレートを見て、おすすめの場所と理由を聞いてみるというのも楽しい。
もちろん仕事の邪魔にならない程度にではあるものの、スタッフ全員がガイドということだ。もう一つ紹介しておくと料金なんと「超豪華総額60万円宿泊プラン」(3月31日まで)があることだ。
もちろん60周年を記念してのことだが、東京都内の自宅からリムジンによる送迎が行われ、飲食もエステもマッサージもゴルフも全部無料、ショーを貸切で見ることができその模様がDVDでもらえる等の合計約110万円相当の特典が付いているので、家族等の複数人で利用するとかなりお得な設定であることに気が付く。
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