●一般路線バスカラー 日野 QKG-KV290N1 ■E4732/横浜200か4594 衣笠営業所/一般路線 1958年から採用されているメタリックの一般路線バスカラー
前面のデザインを直線的に改めたうえで、地域分社を含めた最新車両にも踏襲されている
座席配置
新型エルガ/ブルーリボンはN尺のAMTを選択
ノンステップバス前面表示器横の“らくらくくんマーク”が、ベビーカーのピクトグラムに変更された
●リムジンバスカラー 日野 QTG-RU1ASCA ■H4601/品川200か2961 羽田営業所/空港 羽田空港発着系統、アクアライン系統など中距離高速バスに使用される車両は「空港車」と総称
1979年開業の〈シーガル〉(YCAT~成田空港)に使用された“シーガルカラー”に統一されている
横羽線(横浜駅~羽田空港)には2016年、リフトつきのセレガを1台導入。高速バスのバリアフリー化に先鞭をつけた
●羽田空港シャトルバスカラー 日野QSG-HL2ASAP ■NH4671/品川200か3045 羽田京急バス東京営業所/一般路線 羽田空港のターミナル間無料シャトルバスは日野製のハイブリッドバスに統一。このうち3468・3470・3472は白の国内線ターミナル系統用、3469・3471・3473・4632・4669~4971は緑の国内線~国際線ターミナル系統用
新型ブルーリボンはノンステップフロアの右側にシートがない
●夜行高速バスカラー 三菱ふそうQRG-MS96VP ■J5440/横浜200か4044 新子安営業所/高速 夜行路線を中心とした長距離高速バス用の「高速車」は、1988年開業の〈キャメル〉(品川~鳥取・米子)に使用された“キャメルカラー”
一貫してスーパーハイデッカーが新製され、現在は独立3列シートに統一されている。なお、小型バス「京急ポニー号」も同じカラーである
●しながわ水族館送迎バス 日野 PB-HR7JHAE ■TM3693/品川200か1580 大森営業所/特定 京急バスグループでは多くの契約輸送を受託しているが、そのほとんどは貸切から特定に変更された。東急バスと共同運行するしながわ水族館の無料送迎バスは、京急にイルカ、東急にアシカが描かれている。なお、写真は貸切登録時代の撮影であり、現在は特定車となっている
●貸切バスカラー 三菱ふそう KL-MS86MP ■SG6379/横浜200か2617 三崎営業所/貸切 1950年から使用されている貸切バスカラーだが、貸切部門の縮小により、京急バスグループの新車としては契約輸送用の小型車のみとなった。また東洋観光から移籍した三菱エアロバスの6379・6380、京急観光バスから移籍したいすゞガーラの2378が伝統あるカラーをまとっている
三菱ふそうPA-BE63DG ■D5746/横浜200あ239 逗子営業所/一般路線 小型車ローザは、KK-のロングが2台、PA-のロングが2台、TPG-のショートが1台。本型式は前面に行き先表示器、後面にリフトを備え、5746は一般路線車として湘南なぎさの丘線に運用されている
三菱ふそうLKG-MS96VP ■J5130/横浜200か3563 新子安営業所/空港 空港車のエアロエースは屋根上直結冷房仕様が選択されており、トイレなしとトイレつきが並行増備されている。写真の5130はトイレつき42人乗りで、横浜・羽田空港~軽井沢間で使用されている
三菱ふそう PJ-MS86JP ■K5678/品川200か1596 京浜島営業所/空港 空港車のエアロバスにはトイレつきのスイングドア仕様もあり、補助席の有無により42~50人乗りがある。PJ-が7台、KL-が2台在籍し、大宮線・志木線など比較的距離の長い系統に運用される
三菱ふそうKL-MS86MS ■C5510/横浜200か1647 鎌倉営業所/空港 2005年に4台新製されたエアロバススタンダードデッカー。トイレなし60人乗りで、運行経路上に高さ制限があった大船・藤沢線用として投入。鎌倉に配置され、大船・鎌倉線にも使用されている
日野LNG-HU8JMGP ■NH3472/品川200か2763 羽田京急バス東京営業所/一般路線 羽田空港のターミナル間無料シャトルバスとして使用されているM尺のブルーリボンシティハイブリッドノンステップバス。ノンステップフロアの右側は跳ね上げ式のベンチシートである
日野 QPG-KV234L3 ■G4561/横浜200か4256 三崎営業所/一般路線 ブルーリボンIIのQPG-車は19台が活躍中。逗子や三崎など、従来はワンステップバスが新製配置されていた営業所にもノンステップバスが充当されるようになり、本型式はすべてノンステップバス
日野 LKG-KV234L3 ■E3231/横浜200か3499 衣笠営業所/一般路線 ブルーリボンIIはすべてL尺で、4灯時代のPJ-から採用を開始。2灯の本型式は9台が活躍している。写真のワンステップは衣笠と三崎に計5台、ノンステップは堀内・逗子・衣笠に計4台ある
日野BJG-HU8JLFP ■Y3921/横浜200か2915 横浜営業所/一般路線 ブルーリボンシティハイブリッドバスはまず2008年、羽田空港無料シャトルバス用としてM尺を採用(のちに一般路線に転用)。2009~2010年には一般路線用として横浜にL尺4台が配置された
日野SKG-KR290J1 ■G3428/横浜200か4019 三崎営業所/一般路線 レインボーの新型ボディはまだ購入されておらず、4HK1型エンジン搭載の本型式がいまのところ最新。三崎のノンステップバス1台のみだが、同じタイプのエルガミオが19台(3台は特定車)ある
日野 PDG-KR234J2 ■C3868/横浜230い110 鎌倉営業所/一般路線 PDG-のレインボーIIはノンステップバスが3台、ワンステップバスが1台。鎌倉の3868はレトロ調バス「京急りんどう号」で、現在は〈鎌24〉鎌倉駅~金沢八景駅間で一日4往復運行されている
日産ディーゼルPKG-RA274KAN ■A7033/横浜200か3098 追浜営業所/一般路線 かつて追浜や能見台などで数多く見られた日産ディーゼル車だが、2010年を最後に増備が打ち切られた。最終モデルとなった本型式はノンステップバスが23台。うち2台は特定車に転用されている
日産ディーゼルPKG-RA274TAN ■C7945/横浜200か2981 鎌倉営業所/空港 運行経路上に高さ制限があるリムジンバス藤沢系統と深夜急行バスに使用されるスペースランナーの空港車。藤沢系統の高さ制限は解消され、今後はハイデッカーが導入されていく予定である