都営観光バスやはとバスも出動して全力輸送中
もともと里48系統は日暮里・舎人ライナー開業以前から存在する路線だったが、同線開業以降も本数を減らして並行バス路線として存続していた。輸送障害による代替輸送や日暮里・舎人ライナーよりも細かく停車するバスの利点が活きて沿線では少ない運転本数ながらも同線とともに利用されている。
今回のような不測の事態に備えて本数が少ない割に所管営業所が3つもある珍しい路線だったのが、素早い代替輸送実施につながったとも言えよう。しかも都営バスのみならず、交通局が保有する観光バスまでも駆使し、はとバスや他の民間バス会社にも協力を求め1日で増発分約40台を確保した。
西日暮里駅での乗車も考慮か
実際の代替輸送バスは始発地の日暮里駅では次々と出発しているようで、同じく鉄道に接続する西日暮里駅での乗車分を考慮して運行しているものと思われる。貸切バスによる代替輸送は座席定員のため立席での乗車はできず、次のバスが到着次第、空席があっても出発させる対応をしているものと考えられる。
(本稿の情報は正確を期すように努めていますが、ご利用の際は必ず事業者発表のバス停掲示やホームページ等をご確認の上でご計画ください。)