バスマニアも肌対策を!!車内のエアコン乾燥には肌成分の化粧品がよさそう

運行が再開される高速バスでの旅で心配なのはエアコン換気による乾燥!肌の成分と同じ化粧品を使ってみた

 緊急事態宣言が解除されて運休していた高速バスも運行が再開され始めた。それでも車内換気等の感染防止対策が徹底されることは言うまでもないが、秋から冬に向けて悩みの種なのが車内の乾燥だ。

 バスエアコンの換気能力は素晴らしいものがあるが、特に肌の弱い人向けに作られた基礎化粧品を使ってみたので男性も気になる方は試していただきたい。

文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)

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バスも航空機も強力な換気は同じだ

 バス車内の換気と航空機のそれとは根本的な仕組みが違う。いずれも強力なものなので過渡に心配する必要はないが、航空機は外気をそのまま客室内に送るのではなく、与圧されている客室内に薄い上空の大気を圧縮した後に温めてフィルターを通して高圧で送り込んでいる。

エアコンの換気能力は高いが乾燥する(西鉄バス北九州・エアロエース)

 押し出される格好の客室内の空気の大半はバルブを通して機外に排出され、一部はフィルターを通して客室内に戻される。よって約3分で客室内の空気は総入れ替えとなる。

航空機の換気は上空の空気を圧縮して高圧で客室内に送り込む

 地上を走るバスは1気圧下なので熱交換の過程で圧縮機は必要だが、車内に送る空気を圧縮する必要はなく、家庭用エアコンの強力版にフィルターを設置し、さらに強力な換気扇が付いていると思えばよい。

 ただしエアコンの圧縮機を駆動するのは電気ではなくエンジンの駆動力である。暖房はエンジンの冷却水を車内に引き込んでその熱で温めるが、バーナーに着火して素早く温風を送る装置を装備するバスもある。

冬は暖房とエアコンを併用する可能性が高い(西鉄バス北九州・エアロエース)

 いずれにせよ路線バスのように頻繁にドアの開閉が行われ窓の開くのであれば自然換気もできるが、高速バスや観光バスでは換気のために外気導入を積極的に行わなければならないし結露防止のためにエアコン併用も行われるだろう。そこで出てくるのが乾燥問題である。

換気は重要だが乾燥肌はトラブルの元(西鉄バス北九州・エアロエース)

肌と同じ成分なので舐めてみた?

 ナノエッグの「MediQOL」は特に肌が弱い方向けに処方された基礎化粧品で、女性ならば常時使うものなのかもしれないが、男性であれば使い慣れない物なので記者が実際に試用してみた。

 各パッケージは単体で販売されているが、今回は航空機やバス車内に持ち込んで旅行で気軽に使うことを想定して、約6日間分のトライアルセットにした。

メディコル トライアルセットはワンパッケージ

 内容は ウォッシングパウダー、スキンウォーター、スキンリピッド2種だ。スキンリピッドは製品版は自身の肌に合うタイプを選択するので両方必要なわけではない。また化粧品なので医薬品のような効果効能はない。

 しかし肌の弱い方、特にアレルギー性の肌やアトピー等でお悩みの方は乾燥すると大変な思いをする。乾燥だけで症状が出てしまう人もいれば、化学繊維に敏感に反応する方もいる。そういう方に優しい処方で、皮膚を構成する成分しか入っていないのがミソだ。

製品版は単品で選択する

 よって、皮膚には本来含まれていないアルコール・防腐剤・界面活性剤・香料・着色料・鉱物油、乳化剤に至るまで使用していない。防腐剤がないので腐敗してしまう可能性があるスキンウォーターは使いきりのアンプル入りで、洗顔パウダーは使う都度泡立てるので水分を含まない。

ワンパッケージなので男性でも化粧ポーチは不要

 スキンウォーターは主にアミノ酸由来のほんのり出汁のような香りがするが、生体を構成する成分以外は含まれていないので、あくまでも記者の責任において実験したことなので真似をしないでほしいが、舐めてみたが大丈夫だったほど親和性が高い。

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